妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

平日の昼間に街をぶらぶらできるのは無職の特権だな。久しぶりに街に向かおうと電車に乗ったところだ。外はかなり寒いね。


イタリア料理の店に行ってきた。ランチメニューでピザとサラダとコーヒーで1400円も取られて涙目になったよ…値段も分からずランチメニューしかないみたいだったから店員の言われるままに注文したんだけど。とりあえずピザが食べたかっただけだから1000円未満のつもりだったんだ。イタリア料理ってこんなに高かったのか。てかランチメニューだからこの値段なのだろうか。とにかく注文する前に値段が分からなかったというのが元凶だよな。本格的な味っぽかったけど値段以上の満足は得られなかったということになる。まあいい勉強になったよ。経験値が上がった気がする。


何この絵に描いたような虚しさ…泣きそう。


帰ってきて散歩がてらお寺に行ったら同世代くらいの男に写真撮ってほしいと頼まれた。隣には赤ちゃんを抱いた奥さん。僕はいかにも憂鬱な感じでうつむいて歩いていたはずなのに。何で喪男に声かけるかなぁ。少しは空気読めよ。だからリア充は嫌なんだ。久しぶりに街に出て孤独を感じて鬱になっているのに幸せそうな家族の写真を撮る僕の気持ちを考えてほしい。今日はいろいろ選択を間違えた。やっぱり外の世界は疲れる。


面白そうな漫画でも刺激的なものは避けたほうがいいな。余計に鬱になる可能性がある。癒されるような漫画じゃないとダメなんだ。最近はネットで試し読みできるからいいね。ストーリーがよくても絵柄が受け付けないってこともあるし。昔は本屋で立ち読みし放題だったのにね。時代は変わっていくものだな…


喪男が人生を楽しむにはどうしたらいいんだろう。アイドルや漫画のキャラを脳内彼女にしても満たされないのだが。逆に虚しくなってくる。虚しさを感じないくらい夢中になって完全に現実から逃避できれば幸せになれるのかな。世間では彼女ができないのは努力が足りないということらしい。努力といってもどう努力したらいいのか分からない。女の子から拒絶されて傷つくことを恐れてるだけとか言うけど拒絶される可能性が高いうえに傷がもう一生立ち直ることができないくらい深い。諦めたつもりでも諦め切れていない。自分に自信がないから待ち続けることしかできない。あー空から可愛い女子中学生が降ってこないかな。