妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

人が多すぎる…何とかいつものカフェに入れた。鬱病患者にとって人混みは大敵だ。病院に行ったら案の定キャンセルが多かったみたい。心が乱される。とりあえずまったりしよう。


体調がよくなると一人ではつまらないという思いが強くなるな。鬱なときも孤独感はあるけどより大きい気がする。誰かと関わりたい欲求が出てくるからかも知れない。やはり先生ともしくは先生を通じて知り合える誰かと遊びたい。普通の人間が集まる場所は居心地が悪い。他人は信用できない。他人は恐い。


前から気になっていた漫画があって立ち読みできる本屋に行ってみた。単行本は置いてなかった。でも連載している雑誌があったのでパラパラとめくってみたら運よく載っていた。予想通り絵のタッチが好みでなくストーリーも期待しているようなものでなさそうだったので一通り目を通して雑誌を閉じて店を出た。これでまた脳内貯金ができた。


やっぱり他人と関わるのは恐い。波長が合いそうなひとならまだしも。自分が無価値で何の役にも立たない死んだほうがいい人間だと劣等感に苛まれるだけだ。先生もしくは先生経由で人間関係を少しずつ広げていくのが賢いやり方だと思う。焦る必要はない。とりあえず今度こそ休戦だ。先生と喜びを分かち合う。祝杯を上げよう。しかし先生と診察室の外で会いたい気持ちがいよいよ強くなっている。僕はどうしたらいいんだろうか。だんだん苦しくなってきたよ。