妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

今日は約束の日なので街に出かけます。駅まで急いできたら頭が痛くなってきた…疲れた。『友達』と遊ぶだけだから特にテンションが上がるということはないようだ。自然体が一番いい。理想的な人間関係。自然に自由に楽しむだけ。


あまりに眠すぎて電車の中で夢を見ていました。起きた瞬間もう夢の内容は忘れてしまったけれど。外はこんなに晴れているのに、本当に今夜は雨が降るのだろうか。コーヒー飲んで目を覚まそう。僕はカフェイン中毒なのです。


いつものカフェに来ました。あと一時間くらいしたらコーヒーをテイクアウトして約束の場所へ向かう。それまでひとりランチして、まったり寛いでいよう。少し緊張してきたかな。なんか変な感じ。不思議な感じがする。


同じ小説を読んだとしても同じ絵をイメージしているとは限らない。その点で読み手に委ねられる部分は大きい。作者のイメージした絵と読者のそれが完全に一致したとしたらとても恐ろしいことのように思う。作者はそれを望んで、そうなるように意識して文章を書くだろうか。否、それはないだろう。そういうことができることも才能としてあるのかも知れないけれど。よく作家は読み手の解釈に任せるということを言うように思う。自分の書いた文章を読み手がどのように読むかは読み手次第。作家は文章を提供するだけで、自分のイメージを正確に読み手に伝えようと考えることは少ないのかも知れない。書きたいから書く。ただそれだけ。あとは読み手が自由に読めばいい。正解など存在しない。あえて言えば作者のイメージした絵が正解なのかも知れないけれど、その絵自体が不正解かも知れない。だから作家と読み手のイメージした絵が完全に一致したとしても、必ずしもそれが正しいという訳ではないということになる。要するに書く側も読む側も自由なのだ。それが小説というものであり、そのように考えることで小説を楽しむことができるのである。…とさ。


いつものカフェでチョコの入ったクロワッサンと小さなピザとカフェラテ。ひとりランチを楽しんだ。食後にレキソタン。そして頭が少し痛いのでデパスも飲んだ。これから遊びに行くというのにデパスを飲むなんて、すごく矛盾した行為だと思いませんか?しかし飲みたいから飲んだのです。相変わらず変なテンションです。でもありのままでいい。無理をしたり自分の気持ちに嘘を吐いたりせず、裸のままで無防備な自分を晒せばいい。そうしたほうがうまくいく相手なのだから。楽しもう。自然に楽しめると思う。


あー疲れたというより、やっぱり楽しかったなァ。直前になって急に緊張してきたんだけど、会ったら自然に寛いでお話できた。実にまったりした雰囲気だったな。診察のときとあまり変わらなかったと思う。ただいつもよりもっとリラックスした空気が流れていたように感じる。それは服装のせいであり部屋のせいであり、コーヒーのせいであり時間のせいであり…いつもよりカジュアルであり。いつもより普段着な感じであり。いつもより『友達』な関係であり。今日の『遊び』は、これからのふたりの関係に確実にプラスになったことだろう。ふたりの距離が縮まった気がする。あっという間に時間が過ぎた。本当にあっという間だった。もうしばらくこの心地よい空間に浸っていたかった。また遊ぼう。今日は楽しかったよ。ありがとう。


何とか今年も生き残ることができそうだな。来年は新しいことをしていきたい。自分らしく生きていくための基礎を作る時間にしたい。もうそろそろ休みは終わりだ。


先生のおっかけがいるのか。興味あるな。アニヲタみたいだし。無職らしいし。実に興味深い。アイドルでなく声優でもなく精神科医のヲタか…擬似恋愛してんのかな。否、擬似とは言わないか。陽性転移ってやつなのだろうか。どんな奴なんだろ。見た目はともかく中身はれっきとしたキモヲタなんだろうな。気になる。面白そうだ。そいつの心理を分析したい。いろんな患者さんと会ってみたいなァ。先生と患者さんの間に僕の居場所があるだろうか。あるような気がしてきた。僕は誰かに必要とされている気がしてきた。今現在苦しんでいるからこそ苦しみを共有できる。かつて苦しんだことのある人間や今まで苦しんだことのない人間には、今苦しんでいる人達を助けることはできない。苦しみを共有することができない。


よし、心理学の研究を始めようか。恐れることはない。きっと楽しい学問だ。僕の興味に合うはずだ。


一気にテンションは地の底まで急降下。希死念慮。おでこも痒くなってきた。もう何にもできない。気持ちが上がり過ぎた反動で下がっているのだ。調子に乗り過ぎた報いだ。どんなときでも冷静に低めのテンションで安定していなければならない。痒みのピークが過ぎるまで眠れない。自信がなくなるよ…一日くらい朝起きて夜寝るまでのあいだ、穏やかな気持ちで楽しく過ごしたい。それすら許されないのか。もう疲れた。椅子に座りながら顔も頭も掻いてしまった。もう駄目だ。おしまいだ…死にたい。