妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

二度寝をしたのと朝の準備に手間取ってしまったのとで、予定していた時間に間に合わない。昨日で気力を使い果たしてしまった。それでももう昼まで寝ていることはない。少し遅くなったけれど街に出ようと思う。現実逃避。


僕はこんなにがんばっている。先生だけが僕を認めてくれる。理解してくれる。先生がいるから僕は生きていける。


僕は病気持ちのエリート。できないことはできない。仕方ない。できることだけできればいい。できないことよりできることを考えようか。


あぁ…緊張しまくりだ。知ってるひとなのに挙動不審。心の波が落ち着かない。眠い。ひどく疲れている。いつものカフェに来ました。遅く着いたけど、ランチはすぐに来た。海老と卵のサンドイッチのランチセットとラテでひとりランチ。食後にピンクのレキソタン。昨日から観光客が多いと店員さんが教えてくれた。もう休みなのかな。カフェに来る前にクリニックに寄ったら、昨日からお休みになっていた。まあ休診日といっても実際先生は休んでいる訳じゃないんだよね。僕はわかってるよ。僕はちゃんと知ってる。だから安心して欲しい。先生のことを思うと心が落ち着く。僕には先生がいる。それだけでもう何もいらない。


眠い。疲れている。だけどやっぱり外に出てよかった。馴染みの店員さんと言葉を交わすだけで心が癒される。すでに自分の居場所となったいつものカフェは居心地がよくて落ち着く。休みの空間。生きることは本当に大変なこと。ましてや病気持ちならなおさら。だけど結局は生きるしかない。実際死ねないから。結局は無理をするしかない。


基本的に僕は真面目な人間だ。だけど真面目過ぎて追い込まれてしまう。どうしようもなくなって最終的に逃げ出すから、結果として無責任で不真面目な人間に思われてしまう。本当は真面目なのに。明日はまた無理をする。復活するためには準備が必要なのだ。無理をしたら、またいつものカフェに行って休みたいと思う。