妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

丈夫なはずの傘が壊れた。まだ使えるからいいか。朝から雨が降っている。先生は雨女。もうさすがに雪の心配はいらない。気分は悪くない。気持ちは落ち着いている。すべては先生に会うため。20分二度寝をした。怠けです。悪い癖がついてしまった。直さないといけない。僕のストイックな主義に反する。雨は嫌いだ。好きじゃない。傘が邪魔くさいから。だけど天気の悪さが自分の心と妙に調和するときもあるように思う。憂鬱な気持ちと雨のイメージがぴったりくる。今日は休みの日。楽しもう。


眠くて眠くてたまらない。高速バスの中。今日は乗客が少ない。空が少し明るくなってきた。止まない雨はない。雨の中でもきっと光はあるはず。


うまくいった。いつものカフェでいつものひとりランチを楽しむために空腹でいようと思う。僕にはストイックな生き方が似合う。


クリニック→いつものカフェ。いつものひとりランチを終えて、久しぶりにすぐに帰ります。疲れているから。雨が降っているせい。それ以上長居する気にならなかった。店員さんと言葉を交わすのは少しだけでいい。いつの間にかもっとたくさんの言葉を欲しがるようになっていたのです。期待して裏切られた。自業自得。適度な距離感。実際これだけで満たされる。近づき過ぎても求め過ぎてもいけない。これもまたバランスの問題。
先生とのお話はやはり癒された。今の僕と先生は適度な距離感を保っている。近すぎず遠すぎず、バランスのよい関係。また余裕ができたら先生から依頼を受けたいと思う。先生と一緒にいる空間はとても心地よい。僕がどこまでも僕のままでいられる。僕には先生という存在が必要なんだ。僕には先生がいる。僕はひとりじゃない。それは僕の脳内の出来事。でもそれでいいんだ。すべては自分の脳内で起きているのだから。


今日から新しい漢方薬を飲み始めた。期待はしない。裏切られるから。傷付きたくないから。でも何処かで淡い期待を抱いてしまう。だからこそ新しい試みをする訳です。