妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

形跡4。生き地獄よりまし。かさぶたのかけら。眠れるだけまし。


休めるときに休んだほうがいいのかな。どちらが正しいとかはない。答えは自分のなかに。決めるのはいつでも自分自身。


先生はがんばっている。僕は休んでいる。先生ががんばっているのに、僕はがんばっていない。先生ががんばっているのなら、僕もがんばらなくちゃいけない、いや僕も先生とお揃いでがんばりたいと思う。


結局苦しい道を進む。楽な道を選ぶと、楽なほうへ楽なほうへと行ってしまう。苦しみを乗り越えると自信になる。楽をすると自己嫌悪になる。楽な道は必ず行き止まりがある。苦しい道は死ぬまで永遠に続く。
クリニック→いつものカフェ。食欲がないので、いつものひとりランチでなく、パンとラテとアマンディーヌ。ちょっと寂しい感じ。でもこれだけでお腹は満たされる。アマンディーヌが食べたかった。早めに帰ろう。こんな平日の昼間に、こんなことをしていてはいけない。僕の居場所は休みの日だけ。自分に厳しすぎるだろうか。


本当は泣きたい。逃げたい。そうだよ、僕は弱い人間だもの。人間は弱い生き物。だけど逃げてばかりはいられない。負けてられないんだよ。たまには逃げても許される。無駄な無理はしない。やるときはやる。やるべきときはやるしかない。がんばる理由、無理をする理由。それは僕はそういう人間だから。


電車の中は最悪。耳を塞ぎたい。こんな日に街にいる僕のせい。早く家に帰りたい。僕とは違う種類の人達。鬱が悪化する。こいつらに負けたくない。絶対に負けたくない。


先生とお話してよかった。先生は最後の砦。先生の存在が僕を動かす。気持ちの整理は正直できていない。また生き地獄になったら、また同じように死にたくなる。それは変わらない。変わるはずもない。いつでも死と隣り合わせなんだ。それを強く実感した。僕はまだ死にたくない?いや死にたい。苦しみから解放されたい。だけど僕はまだ死んでない。生きているうちは、ちゃんと生きていたいと思う。病気持ちなりに。病気持ちとして。病気持ちのプライドはなくさない。


自殺未遂の未遂。


あれだけのことがあったんだ。今頃大怪我をして入院していたかも知れない。もしかしたら死んでしまったかも知れない。今はやはり休もう。今までとは違う領域に足を踏み入れた。気持ちを立て直す時間が必要だ。今はゆっくり休んで許される。おやすみなさい。