妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

形跡4。アラームの鳴る30分前に目が覚めた。トイレに行って寝直したけれど、何だか目覚めが悪い。今日は休みの日。楽しもう。


夢見は悪くなかった。何かいいことがあるといいな。


バウムクーヘンはいらない。ちょっち食べ過ぎる。カフェラテとマドレーヌだけでいい。


いつものカフェでアイスラテと練乳クリームのパンでひとり休憩。初めて直接聞いた。動揺しているのがわかる。前菜の写真を撮るのを忘れた。スパゲッティのカフェに来ている。白ワインは蜜の味。ハチミツ。辛口だけれど飲みやすい。スパゲッティは色んな野菜のボール和え。熱々と冷製のあいだ。こんな暑い日によく似合う。ラテ。頭の半分はいつものカフェのことを想う。もう半分でひとりランチを愉しむ。僕は感傷に浸る。この梅雨の晴れ間のことも忘れて。


疲れた…また電車の時間に間に合うように走った。まあ、いい。僕は長距離は得意なんだ。暑い…久しぶりの馴染みの店員さんと話まくり。こういうこともなくなってしまうのかと寂しい気持ちになる。ほろ酔いでテンションがおかしかった。もうすぐ終わる。それを知りながら、最後の日まで楽しめるだろうか。変わらないものはない。終わらないものはない。僕はただ受け入れるだけ。だけど今はその余裕がない。先生、どうしたらいい?どうしたらいいのか。流れるまま、流されるままに。


病気持ちのプライドを想い出せ。