妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

形跡3。つまらない。何もしたくない。何処にも行きたくない。

先生さえいれば。僕はそれで生きていける。先生の存在だけが僕の生きる理由なのです。他には何もいらない。何も必要ない。明日からちゃんと生きよう。きっと生き返る。

デパスを何錠飲んだか知れない。死にたいという気持ちしかない。すべてに苛立つ。自分自身さえ壊してしまいたい。何も報われやしない。何一つ楽しいことなどありはしない。みんななくなってしまえばいい。最初から意味のあることなんてなかったのです。こんな無意味でくだらない世界なんて消えてしまえばいい。いや自分が消えれば済むんだ。もうこれ以上がんばれない。何もしたくないんだ。さようなら。

ときには考えることを放棄する能力も必要なのです。たとい考える能力があったとしても、考える気力がなければただただ苦しいだけだから。敢えて意識して考えないことも才能のうちなのです。

立ち止まってはいけない。前を向いてひたすら歩き続ける。動いてさえいれば余計なことを考えずに済むから。