妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

おはよう。頭痛いお。


街に来たよ。ドトールでアイスハニーカフェオレとレタスドッグを注文した。今日は髪を切りに来たのだ。これを食べ終えたらいつもパンを買ってるカフェに行って予約時間までまったり過ごす予定。今は気分がよい。嫌なことはもう終わってしまった。


小説家に漫画家。絵本作家に挿絵作家にイラストレーター。詩人。家庭教師にカウンセラー。僕にもまだ生きる道はたくさんありそうだ。今は鬱で療養中の妄想家。千奈美に無職ではない。ある意味最高に自由なエリート。意外と今が一番幸せな時期なのかもしれない。苦しいことを楽しめば楽しいことしかなくなる。楽しいことしかなくなったら逆に苦しくなるかな。楽しいことに飽きてつまらなくなってしまうかも。苦しいことと楽しいことがバランスよくあるのがいいんだよね。きっと。


やっぱり僕は変わったよ。オサレなカフェの店員さんとも劣等感も緊張感もほとんどなく余裕を持って話せた。すごく気持ちに余裕があるんだ。だから本当の意味で優しくなれるんじゃないかなと思うんだ。今までは弱い自分を守るために周りに気を使って優しいふりをしてきただけなんだ。ある意味偽善者に近い。偽善者とは絶対に違うけどね。自分のためだけでなく人のためにも人のために生きることができるかもしれない。人間としてより人間らしく成長しつつあるんじゃないかな。現実の中での経験よりも妄想の中での経験のほうがより精神的に成長できるのかも。まあ薬を飲んでいることは内緒だ。


今日の目的は果たしたしもう疲れちゃったから帰るよ。健康な少女が欲しい。明るくなくてもいい。むしろ明るすぎるのは苦手だ。陰があるほうが好きだ。ミステリアスな雰囲気ならなおいい。しかし健康でなくてはならない。僕が不健康だから健康な少女でないと釣り合いがとれない。年上でも構わない。少女を感じさせる女であればよい。脳内が少女である女。そんな女が僕の生活に交渉をもってきたらいいのに。僕が彼女の生活に交渉をもってくればいいのか。健康な少女が欲しい。


健康な少女と話したい。健康な少女と食事したい。健康な少女と遊びたい。健康な少女と一緒にいたい。健康な少女と精神的に繋がりたい。健康な少女と精神的な性行為をしたい。健康な少女になりたい。健康な少女を脳内彼女にするだけではもう満足できない。健康な少女と妄想の世界で会っても楽しくない。現実の世界の住人である健康な少女が僕の生活に交渉をもってこないと耐えられない。健康な少女は街に溢れているというのに誰も僕の生活に交渉をもってこようとしない。僕のほうから彼女の生活に交渉をもってこなければならない。


こんがり日焼けした健康な少女は電車を降りてしまった。千奈美みたいな色黒ぢゃなくて水泳部で焼けちゃったエヘヘみたいな感じ。夏の似合う少女だったなぁ。


暑いし頭痛いしとても疲れた。アマゾンからCDやら本やらが届いたけど楽しむ余裕あるんだろうか。いや余裕がなくても楽しむのだ。楽しむことで心に余裕ができるのだから。


頭が痛すぎて何もできない。風邪なのか薬の副作用なのか。たぶん風邪だろうけど痛みが尋常じゃないからどうなんだろう。副作用がいきなり出ることもあり得るのかな。せっかく順調なのに。しかし脳に直接作用する薬ゆえに副作用は必ずついてくるのかもしれない。出なくなることはありえないのかも。弱かったり頻度が少なかったりすることはあっても完全になくなるということはないのかも〜。薬を飲んでいる限り生きるのが楽になるかわりに副作用に苦しまなければならないんだろうな。何でもいいことばかりじゃないよね。でも僕は副作用よりも薬なしで生きることのほうがずっとずっとつらいから薬を飲み続ける。死ぬまでジャンキーでいいよ。


やっと例のソファがわかったよ。カフェで出会って一目惚れしたソファ。ソファというよりチェアに近いみたいだね。ちょうど中間みたいな感じかな。はぁ…生地とか木材とか実際見て比べてみないとわからないよね。ネットで手軽に買えるのはいいんだけど。やっぱり直接お店で買うのが一番なんだよね。だから田舎は不利なんだよな。うーん。欲しいものを手に入れるには慎重さと同時に勢いも必要だと思う。理想の部屋になるのはいつの日か…


なんかのどが痛いから風邪気味みたい。少し音楽聴いたら寝ようっと。