妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

僕は病気持ちなんだ。健康な普通の人と同じことができない。同じことをしなければならない理由もない。僕は僕らしく僕のままで生きられる居場所を探している。僕にしかできない、僕だからできる生き方をしたいと思う。


早起きして仕事をした。疲れた。虚しい。達成感も充実感もまったくない。ただただ疲れた。外に出かける気力もない。眠い。疲れた。


脳内貯金ばかりしている。テレビもネットも有害情報ばかりで吐き気がする。世の中なんてどうでもいい。他人のことなんてどうでもいい。くだらない。くだらない。すべてがくだらない。今日は朝から仕事をしたからまったり休んでいればいい。何もしなくていい。


調子悪いからまた薬増やしたほうがいいのかなとか思ったけど、とりあえずは薬と音楽の相乗効果に期待して様子を見てみる。音楽は副作用のない安全なお薬だからね。


おでこからこめかみにかけて痒くて痒くてたまらない。何もする気になれず、音楽を聴きながら痒みのピークが過ぎるまでじっと耐えるのみ。石けんで洗っても洗わなくても、補湿をしてもしなくても痒くなるからどうしようもない。夏は氷で冷やしていたけど氷が溶けて温まると冷やす前より一層痒くなることがわかってからは何もしていない。痒みのピークを過ぎれば楽になることを知ったから、落ち着くまで何もせずにほっとくだけ。音楽を聴いたり本を読んだりして気を紛らす。痒みのせいで全然集中できないけど、とにかくピークが過ぎるまで意地でも掻かないようにただひたすら耐える。何故痒くなるのかなんてもうどうでもいい。痒いものは痒いんだ。事実痒くなるのだから考えても仕方ない。もう手遅れなんだ。泣きたいけれど泣けない。涙が出てこない。こんなにつらくてこんなに苦しいのに。絶望だな…


痒い眠い。痒い眠い。でも今寝たら確実に掻いてしまう。痒みのピークが過ぎて落ち着いたらすぐに眠りたい。生き地獄。昼間痒くないだけましだ。もしも一日中だったら発狂する。たぶん自殺する。