妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

ひたすら醒めた気持ちでいれば何も感じない。傷付かずに済む。


嘘を吐くのが疲れるから正直に話したら説教された。説教されるのが嫌だから嘘を吐いて正直に話さないようにしようか。でも疲れるしな。もうどうでもいいや。どんなことをされても、かなしい復讐は最期まで続ける。


無気力。何もしたくない。何もできない。スピーカーから出てくる音楽を聴き流すだけで精一杯。でもそれでいい。仕事から逃げなかったのだから。さっきまで体が硬直してうまく歩けなかった。今は何とか持ち直してきたところ。寝たきりとか昼夜逆転していないだけで随分とマシだ。時間が経てば自然に低めのテンションまで戻って落ち着くはず。何もしなくていい。


残念なお知らせでも返事をくれたことがうれしかった。だからテンションは逆に上がった。しかし本当にハードスケジュールだなぁ。あと何回遊べるんだろう。数えきれないくらい遊びたいけど…でも不思議とあまり悲観的にならないんだ。何故か前向きに考えてしまう。ただ思い浮べるだけで、いつも気持ちが落ち着いて癒された気分になる。これが『心の支え』である証拠なんだろうね、きっと。


また今夜も相変わらず痒みに悩まされる。まったくどうなってるんだ。こんなに苦しめて何がしたいのさ。僕は自分へのごほうびを買う決心をしました。脳内貯金も増えたし。毎日こんなにも苦しんでいるわけだし。もうやってらんないのさ。本当は苦しまなくていいのに苦しんでるんだ。何も悪いことなんてしてないのに罰を受けているんだ。こんな理不尽なことがあってたまるかってんだ。そうだろ?もうとっくに一生分の苦しみは味わった気がする。それなのにまだまだ苦しみは続くんだ。それでも死ぬまでは生きなくちゃいけない。あーもう心の支えがなけりゃ死んでるな確実に。よかった心の支えがあって。本当によかった。本当に…


現在午前二時四十分。おでこからこめかみにかけての痒みが落ち着いたと思って眠りについたのだけど、いつのまにか顔と首と頭を掻きむしっていた。顔からは水のようなものが出ているのがわかった。たぶん汁つまりリンパ液までは行っていないと思う。まだ黄色くない透明だったから。そして頭を掻けば当然髪の毛が抜ける。できるだけ後頭部を掻くように努めた。前に掻いてかさぶたができているであろうところが特に痒かった。なんか二日おきのペースでこの惨状が繰り返されている。絶望的な心境です…ただでさえ無気力なのに。特に今日なんて仕事して嫌な思いをして、とても疲れているというのに。何でこんな目に会わなければならないのか…醒めた気持ちでいたほうが楽な気がするので、あまり感情的にならずに無関心な諦めの気持ちでいようと思います。こんなんじゃ何もできない。でもどうしようもない。泣くことさえできない。自分が惨めで憐れでかなしい生き物のように見えてきました。疲れた…