妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

久しぶりに外に出ました。街まで出かけます。外の空気はもわっとした嫌な熱気を帯びていて不快です。変に暑いので気持ち悪い。何を着ていこうか迷ったけど、気温に惑わされず、この季節らしい格好をしてきました。薄手のジャケットだから大丈夫。僕はそれほど暑さを感じない体質のようです。汗もかかないし…本当は出かける気力なんてないのだけど、一応早起きできたので、少し無理をして出てきました。だから楽しもうとかそういう期待はありません。あてのない一日を過ごします。


銀行まで歩いたら暑くなってきた…ドトールに来てます。オレンジジュースにしようかとも思ったけど、お腹が冷えるので、いつものようにアメリカンにしておきました。天気予報通りに気温は異様に高くなっているようです。予報気温までは上がらないこともよくあるけど、今日は予報通りみたい。まあお店に入ればちょうどいいから別に構わないんだけど。歩いているときが暑いのです。嫌な暑さなのでいつも以上に疲れる。10日ぶりの外出だし…あてのない一日です。


つまらない…絶望的につまらないな。やっぱりひとりはつまらない。知っていたのにね。でも実感するとやはりつらいよね。はぁ…まあ家にいてもつまらないし、おまけにストレスが大きいからな。今日は外に出る必要があったから仕方ない。街に出てもやることないけど、家を出る理由はあったのです。もう疲れてしまった。あと一時間したらランチを食べに行く。遅い時間だと空いているから。本屋で立ち読みしようかな。でも歩くのがしんどい…ひとりはつまらない。あてのない一日。


いつものインドカレー屋に来ました。本屋に寄ってから来たので歩き疲れました。遅めに来たら客が誰もいない…もう少し早くてもよかったかな。まあいいや。やっと少し食欲が出てきたみたいだし。しかし暑すぎる…ジャケットいらなかったな。でも今日は夕食まで街にいなければならないので、日が落ちる頃には涼しくなってくるだろう。嗚呼あてのない一日。


インドカレー屋は楽しめました。この前は鼻水が止まらなくて、食べることに集中できなかったので、とても味わう余裕などなかったのです。今日はちゃんと味わっておいしく食べられました。そしていつものカフェに来てます。カフェラテとケーキを頼みました。ケーキはちょっときつかったかな。次からはコーヒーだけにしておこうか。レキソタンデパスを飲みました。何だか落ち着かない。食べ過ぎた…ひとりはつまらない。本当にあてのない一日だね。


ちょっと食休みしないと…少し気持ち悪い。頭と体がだるい。もうひとつレキソタン飲もうかな。お守りに過ぎないけど。何だか気持ちが落ち着かないんだ。疲れている。もう僕の居場所なんて何処にもないような気がする。寂しくて悲しい気持ち。外に出ればいいってもんでもないな。家にいるから駄目な訳ではない。どちらがましかという、そんなレベルのことでしかない。家の近くを散歩するくらいが一番いいかも知れない。早めに帰ろうか。


家にいても街に出てもつまらない。外に出ていたほうがましとは限らない。他人がいるから。他人のせいでストレスになるリスクが高い。家ではひとりならいいけど、今日みたいに中途半端だったり、いつもと違ったりすると外に出るしかない。僕はどうしたらいいのだろう。まずは健康な体にならなければならない。そこから始まるのです。健康でなければ何もできないのだから。どんな生き方をするにしても、健康な体でないと話にならない。先のことを考える前に、まずは健康になることを考えるべきなのです。


はぁ…疲れた。いつものカフェで取り置きしてもらっていた服を買ってきた。よさげなパンツが入荷していた。期待していたシャツは思ったよりよくなかった。来週は通院日なので、そのときにまだ残っていたら買おうかなぁ。店員さんから話には聞いていたけど、実物見たらかなりよかった。半袖は買わないつもりだから、春夏はこれだけで十分かな。あとは今あるものをうまく使って組み合わせる。ファッションの楽しみはいかに組み合わせるかなのです。色や素材や形。自分の好きなように。ファッションは自由。好きなものを好きなように着ればいいのです。


ドトール→本屋→インドカレー屋→カフェ→ドトール。いつもと変わらない、つまらないコースですね。夕食は5時にドトールでミラノサンドとオレンジジュース。まだ食欲ないけど、もう時間をつぶすの限界だった。何処にも居場所がない。ひとりはつまらない。あてのない一日が終わります。最寄りの駅に着いたら少し散歩しようかな。観光地だから景観はよいのです。やたら喉が渇く。もうこの暑さだったら冷たい飲み物でもいいような気がする。飲み過ぎなければお腹を冷やす心配もないだろう。もうカフェラテも飽きた。アイスかアメリカンにしてみようか。何でも飽きるときは来る。自然に変わっていくのです。


疲れた疲れた疲れた疲れた…散歩してきた。駅で女子中学生が降りたので、散歩のふりしてずっと後をつけていった。結構遠いところまで来て、これ以上はただのストーカーになってしまうと思って、途中で道を変えてお寺に行って参拝した。自動販売機であたたかいお茶を買って、眺めのよい高台の歩道に立ち止まって、空と山を見ながらお茶を飲んだ。気持ちよかった。日が沈んできた頃で風も心地よかった。足が痛くなるほど疲れたけど、気分は悪くない。あてのない一日もたまにはいいかもと思った。


結局楽なものしか着なくなる。パンツもジーンズがあれば足りる。実際ジーンズばかり履いてるし。だけどそれではつまらない。せっかくいいなと思えたものを諦めるのはもったいない。めったに好みのものに出会えることなんてないのだから。シャツに好みのものがなかった代わりに買えばいいじゃないか。自分へのごほうび。まあ自然にまかせるのがいいよ。欲しいなら買えばいいし、迷うくらいなら買わないほうがいいかも知れない。自然に生きていればきっとうまくいく。物欲がない状態にも関わらず欲しいと思えるものなのだから、それほど好みだということだ。だから買って後悔することはないと思うよ。