妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

昨晩は寝ているあいだに掻いたのは知っていたけど朝まで起きなかった。無気力のせいか眠気のせいか。いずれにしても起きる気にならなかった。まあそれでも早起きできなかったわけだが。何もしなくていいから早起きしたい。昼まで寝てると一日があっという間だし、罪悪感や自己嫌悪になって自信がなくなるんだ。
今晩はいつものようにおでこからこめかみにかけての痒みに耐えている。あまりに痒いのでひさしぶりに氷で冷やしている。氷で冷やすのは一時的には効果があるけど、治まったはずの痒みが再びさらに強く現れて、結局は逆にひどく掻いてしまう気がしていたのでしばらく使わないでいたんだ。だけど今晩は実験も兼ねて氷で冷やしているのです。季節も暖かくというか暑いくらいになってきたから氷を使う気になったというのもあるかも。
氷の冷たさで感覚を麻痺させて痒みを感じないようにしているんだよね。つまり痒み自体はそのまま存在している。でも炎症とか熱を抑える効果はあるのかな。理屈はどうでもよくて痒みが治まるかどうかが問題なんだけど。しかし不便な体だな。痛がり屋でなく痒がり屋か。笑えないよ。こんなんじゃ明日の計画も立たない。今夜は何時になったら眠れるのか分からない。だから明日は何時に起きれるのか分からない。明日になってみないと明日のことなんて分からないんだ。今はそれで許されるからまだいいかも知れない。無理をしてでも予定通りにしなければならない状況になれば、無理をしてでも決まった時間に起きて決まった時間までに出かけなければならない。例え痒くて眠れなかったとしても。言い訳にもなりゃしない。怠け者のレッテルを貼られて甘えていると罵られるだけ。理不尽でもそれが現実。


どうやら実験は失敗に終わったようです。氷で冷やして一応痒みは治まったのだけど、治まったのは表面だけで肌の奥のほうはまだ痒みが残っている感じがします。水気がいけなかったのか不快な気持ち悪さがある。このまま寝たら確実に掻いてしまうと思う。やっぱり痒くなったらおしまい。何もしないでほっとくだけ。あー…もう限界なのに何で生きてるんだろ。おれのなかには本当に限界なんてあるのだろうか。とにかくもう疲れたよ。本当に疲れた。『病気だから仕方ない』と自分に言い聞かせて何とかやり過ごすしかない。つまらない人生。それも病気だから仕方ない。病気持ちなりに生きていくことを考えるときが来たようです。


午前三時半を廻りました。掃除に一時間近くかかっていると思う。いつもおそらくそんな感じだろう。予想通りというか予想以上の最悪な結果になってしまった。手を掻き壊し顔を掻き頭を掻いたところで起きた。寝る直前に頭が痒くなって少しだけ掻いてしまった。あと顔も軽く掻いてしまった。こういうのがよくないんだろうな。まあ寝る前に掻かなくても同じような結果になっただろうけど。
変えなければならない。何を変えればよいのか分からないけど、何かを変えなければならない。でないとこの生き地獄から脱け出せない。このまま何も変わらなければアトピーの症状も悪化したままだと思う。根拠はまったくない。今は悪い時季だからよい時季が来るまで耐えるしかないというほうが合っているかも知れない。何をしても無駄かも知れない。何かをして逆に更に悪化するかも知れない。だけど今のままではもう限界なんだ。変えるといってもやれることなんてそんなにあるわけじゃない。今までだって何かを変えたりいろんなことを試したりして今があるんだ。もう変える気力もないか…リスクを背負う余裕がないよ。どうしようもないのか。薬も効かないし、やはりもうどうにもならないのか。明日はまた出かけられないね。明後日は通院日だから無理してでも出かけるよ。先生に慰めてもらうんだ。