妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

早起きしたので街に出かけます。昨夜は掻いて起きることなく朝まで眠れた。昨晩の様子だと奇跡的なことだと思う。それから久しぶりに目覚まし一発で起きれた。顔は少し黄色い汁が固まっていて赤みを帯びていた。冷たい水で顔を洗ったらマシになってきた。痒みというか違和感がまだ残っている。しかし昨日は痒くなってもおしまいにならなかったのだ。これは不思議なことです。結局寝たのは午前3時前だった。痒みが落ち着くまで寝なかったのが結果的はよかったということか。最低限の睡眠時間だと考える5時間をギリギリでクリアした。睡眠は質が重要だけど量もある程度はないと厳しい。今回は病気に勝ったと言えるだろう。外は晴れていて冷たい風がない分昨日より暖かく感じる。昨日は無理をして髪を短くしてよかった。よい気分転換になって気持ちが上がってきました。少しずつ変わっていけたらいいなと思います。


いつものカフェに来ました。フォカッチャとブリオッシュとカフェラテでひとりブランチ。眠い…気分は悪くない。今日は先生何してんのかな。先生は僕の精神安定剤。ただ思い浮かべるだけで安心感。眠いな…眠い。


パンとコーヒーをお腹に入れたらやることなくなっちゃったな。まだ12時。少し遠くまで歩こうかな。気持ちが下がってきた。うーん。難しいな。やっぱりひとりはつまらない。まあ仕方ないね。実際ひとりだから。先生と遊びたいな。あーあ。とりあえずカフェを出ようか。


服屋に寄ったけど収穫なし。少し遠くまで歩いてショッピングモールに来ました。まあ特によさげな店もなく。疲れたのでお好み焼き屋に入った。机の上の鉄板が熱い。この前家族がテイクアウトで買ってきてなかなかおいしかったのです。しかしこういうお店は苦手だ。まったく落ち着かない。意外と値段が高いので安めのを注文しました。さっさと食べて帰りたい気分です。ショッピングモールは無駄に疲れる。僕には合わない。もう来ることはないだろう。


銀行に寄ったら残高が増えていた。また大台に乗りそう。どうやらボーナスは出たようです。物欲は復活しつつある。自分へのごほうびをあげましょう。


疲れた。またカフェに行こうかと思ったけど疲れ過ぎているので途中で引き返した。もう楽しめる気分じゃない。自分に合わない場所に行くと本当に疲れてしまう。結構人が多くて何故こういう所に行きたがるのか理解に苦しむ。先生と一緒なら楽しめるだろうか。ああいう場所はひとりでは不快になるだけだ。はぁ…まあもう行かないという気持ちになるために、楽しめないことの確認をしに行ったのだと思えば納得できるだろうか。次からは無駄に疲れることはないのだから。気持ちが下がったのは何故だろう。単純に上がったから下がっただけなのかも。急に二日連続で外に出れば疲れるのも当然か。家に帰ってゆっくり休もう。


急に思いが込み上げて泣いてしまった。自分の病気のこと。先生のこと。涙よりも鼻水のほうが多かった。泣いたあとはすっきりした気分で、もうケロッとしてまるで何もなかったような顔をしている。午前1時を過ぎた。体が疲れて眠いけれど両頬を掻いてしまいそうで眠るのが怖い。昨夜は奇跡的に掻かずに済んだけど、奇跡はそんなに続くものではないから。手のひび割れがひどくてパックリと開いた傷が痛む。血が付いたら嫌だからジャケットのポケットに手を突っ込むこともできない。明日はたぶん外には出ない。二日連続で疲れたし天気もよくないみたいだし。毎日外に出なくてもいい。バランスが重要。だけど早起きはしたいと思う。


現在午前3時25分。顔を掻いて起きました。眠りに落ちていたと思われます。こめかみからおでこにかけて掻いたのは覚えていない。両頬をひどく掻いてしまった。そのときは意識があった。水が出て血が出て爪の間に皮膚が挟まって、水と血が皮膚に絡み合って粘り気のあるような極めて不快な感触を味わっていたのです。ティッシュで水と血を押さえるように拭き取って、肩と枕元に散乱した水気を含んで丸まった皮膚を掃除しました。もみあげの辺りからあごの所まで掻きました。顔中がヒリヒリと痛みます。
奇跡は続くはずがない。寝る前は特に痒みはなかったはずなのだけど、掻いてしまうかも知れないという漠然とした不安はありました。まあ頭は掻かなかったからまだマシです。寝ているあいだに痒くなったらどうしようもない。今日もお湯だけで顔を洗ったのだが何がいけなかったのか。肌の状態はよくなかったので掻いてもおかしくはない。どうすればよくなるんだろうか。もうすぐ午前4時になる。それなりに早めに起きれたら十分だと思う。臨機応変に。病気だから仕方ない部分はあるのだから。病気のせいにして自分を責めないことも大事なこと。せめてよい夢を…