妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

はぁ…早起きしたので街に出てきました。いつものカフェに来てます。久しぶりに休日に外に出たのですがやはり平日とは違う。カップルとか多くて惨めな思いをする。もう気にならないつもりでいたんだけど、単にあまり見かけなかっただけだったのかも知れない。いつも通りでないのはストレスになる。不安。不快。駄目だ。タイミングも悪かった。いつもと違うことをすると失敗することが多い気がする。落ち込む。明日のことを考えるしかないな。僕はひとりじゃない。
昨晩も一度も起きることなく朝まで眠れました。
クロワッサンとじゃがいものパンとフォカッチャとラテで寂しいひとりランチ。少し胃が縮こまってしまって食べ過ぎた感じがする。食後にレキソタンデパス。こういうときは薬に頼るほうがいい。薬はお守りに過ぎないけれどお守りなりの効果はあります。デパス抗不安薬なのでテンションは上がらない。そもそも薬でテンションは上がりません。ドラッグではないのです。不安が治まって気持ちが上がった気になるということはあるかも知れません。薬は意外とプラシーボが重要だと思います。飲みたいと思える薬だけ最低限使うのがいい。僕の場合はピンクのレキソタンが可愛いから飲みたいと思う。デパスは頭痛にかなり効果があるし、ツルツルした舌触りとほんのり甘い感じがするのが気に入っている。飲みたい理由なんてそんなもんです。あとは副作用を感じないというのも大事ですね。僕はレキソタンデパスがあれば生きていける。断薬したいとは思わない。明日は通院日です。


やはり日曜日は混んでる…家族連れだらけだ。こりゃ駄目だ。家族連れが一番嫌なんだよね。小さい子供はうるさいから。他人の子供は最悪。最近の親はちゃんと注意しないし。千奈美に嫉妬ではない。念のため。平日はたまにしかいない。土曜日はどうなんだろうね。あー居心地が悪いな。平日がいかに平和か思い知った。毎日が日曜日だから感覚が麻痺しているのかも。臨機応変にできない性格なのが恨めしい。適応能力が欠落しているのですね。まあ明日は安心できるいつもの僕の居場所であるはず。日曜日は駄目だ。人が多いと疲れてしまう。まあ学習したからよしとするか。店員さん曰く土曜日はましなことが多いらしい。平日に出られる身分はいつまで続くのだろうか。落ち込むから考えないでおこう。


明日のために体調を整えている。先生とのお話を楽しむために。社会復帰のためのリハビリでもある。復帰というものがどのようなかたちになるのかはわからないけれど、こうした居心地の悪い空間にもできるだけ慣れておく必要があるのだと思う。明日のことを考えよう。先生のことを考えよう。それだけで気持ちが落ち着くはず。家に帰ったら明日の準備を入念にしよう。先生の役に立てれば次に繋がる。また持続的な高揚感をもらえる。あー楽しみだな。楽しいことを考えよう。少しずつテンションを上げていく。先生とお話するときがピークになるように調整する。


久しぶりに会った店員さんと言葉を交わして癒された。土日しかいないらしいから、今日いつものカフェに行った価値もあったのかも知れない。少し勇気を出して話しかけてみた。こういうのは成長した証だと思う。昔だったら考えられないことだから。まだ自分に自信があるとは言えないけれど自分のことは好きになってきた。対人恐怖や醜形恐怖は克服しつつある。僕の居場所だからこそできることだというのも大きいと思うけどね。安心感によっていつもの自分よりも大胆な行動が取れる。いつものカフェに行って心が満たされるのは、馴染みの店員さんと言葉を交わすことができるからなんだと改めて感じた。コーヒーとパンだけではお腹は満たされても心はあまり満たされない。土曜日に出かける理由ができました。


少し高揚感が出てきた。このままの調子なら明日は楽しめそうだ。やはりやりたいことだけやって生きていきたいな。どうせ生きていくのなら死ぬまでやりたいことをやりたい。やりたいことは遊びたいとか怠けたいとかそういうことではない。本当に自分が興味を持てること。僕がどこまでも僕のままで居られるような、僕に合った僕にしかできない僕だからこそできること。そういうことをして生きていきたい。今まで苦しんだ分これからは楽しんで生きていきたい。死にたいと思いながら生きるのはもう飽きた。どうせ死ぬまで苦痛に耐えなければならないことは知っている。僕は病気持ちだから。それを前提としてせめてやりたいことをやって生きていきたいと思うだけで、それは決して贅沢なことでもましてや甘えなんてものでもない。自分の人生なんです。自分の責任で自分で決断する。僕はきっと強くなってみせる。


ソファの高さは靴のせいで違ってくる。外では靴を履いているけど家の中では靴を脱いでいる。だから外でちょうどよい高さでも家では高すぎるように感じてしまう。


はぁ…現在午前3時25分。顔を掻いて頭を掻いて起きました。そろそろ来る頃だとは思っていた。寝る前は特に痒みはなかったはずなのだが。顔は両方のこめかみからおでこにかけてともみ上げの辺りを掻いた。そしてすぐに頭の痒みが誘発されて後頭部から側頭部にかけて掻いた。できるだけ力を抜くように意識した。惨状は幸いましなほうだった。しかし精神的なショックは大きい。ショック大すぎる。懐かしき言葉。あの頃はよかった。せっかくいいことがあっても一瞬ですべて台無し。前回の通院日から数えると11分の2。約5日に一度のペースで夜中に掻いて起きたことになる。3日に一度のペースからよくなったと単純に言ってよいのだろうか。まだまだ苦しい。よくなってきてはいる。だけど実際よくならなければ駄目なんだ。
通院日の前の夜に限って生き地獄になることが多い。何故だろう。こんなに楽しみなのに。気持ちは関係ないということだろうか。さすがに気持ちが落ちる。たぶん死ぬまでこんな感じで苦痛に耐え続けていくのです。つまらない人生。限界は自分を諦めたときに訪れる。まだ諦めたくない。自分に期待したい。どうせ死ぬのだからと前向きに開き直ろう。明日は早起きして先生に会いに行く。診察時間までに少しずつ落ちた気持ちを上げていく。今は眠ろう。また寝不足だね。