妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

昨晩は寝る前は何ともなかったのに、布団に入ったらこめかみからおでこにかけて猛烈な痒みに襲われた。掻いてもしばらく痒みは治まらず眠ることができなかった。どのくらいの時間耐えていたのだろう。ようやく痒みが落ち着いて眠りにつくことができた。気力をなくして二度寝を繰り返して遅く起きた。今日も家にいる。本当に嫌になる。しかし病気だから仕方ない。結局は無理をしなければならない。もう病気のことは考えたくない。調子が悪くなったりましになったりするのは、何かきっかけがあるのではなくサイクルのようなものなのだと思うのです。だからどうしようもない。もちろん最低限できることはするけれど、それはおそらく気休めにもならないだろう。もう病気と向き合っても無意味な気がしています。諦めと妥協によって自分を納得させるしかない。いい加減疲れたのでしょう。これ以上病気に振り回されたくない。開き直ってやりたいことをやってから死にたいと思う。


何だか憂鬱な気分です。どうしてこんなに苦しまなければならないのかと思うとやりきれない。どうせ死ぬのだからと言い聞かせても効果がありません。だってこのまま死にたくないのだから。どうせ死ぬだなんて諦める訳にはいかないのです。生への執着だろうか。『執念』のようなドロドロしたものが、僕の心のなかで強くなっている気がしています。こんなときは先生のことを思い浮かべるのがいい。唯一の理解者であり心の支え。生きたいと思えば苦しくなる。死にたいと思うほうが楽なのかも知れません。実際死にたいというより楽になりたいのです。