妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

街に出てきました。ドトールに来てます。カフェラテを飲む。気持ちはどん底。鬱がひどくて苦しい。外に出ても何の意味もないように思う。すべてが虚しい。自分の存在。生きていること。みんなどうでもいい。結局無理をしなければいけないんだ。もう疲れた。これ以上無理をしてまで生きたくない。先生ががんばっているから僕もがんばる?先生は強いから。僕は弱い。先生と僕は違う。僕はもうがんばれない。先生とお揃いになれない。先生と僕は違う。


いつものカフェに来てます。クロワッサンとあんパンとラテでひとりランチ。店員さんと言葉を交わして少し心が軽くなった。カフェに来る途中でクリニックに寄り道した。チラと見るだけ。クリニックは開いていた。今日は診療日。先生の存在をイメージする。先生がいる。先生はがんばっている。僕も…先生だけは僕の味方なんだ。先生だけは僕を裏切らない。先生だけが僕の心の支え。先生だけが僕の理解者。僕には先生がいる。先生の存在を意識するとまだがんばれそうな気になれるかも知れない。先生の力を借りたらまだいけるかも。僕はひとりじゃない。現実では孤独な闘いでも、脳内では先生と一緒に闘っている。先生と一緒ならまだ闘えるかも。気持ちが楽になってきた。やはり先生の存在は大きい。先生とお揃いでいたい。先生ががんばっているから僕もがんばる。先生が苦しんでいるから僕も苦しむ。先生がいるこの世界で、僕はまだ生きていきたいと思う。先生がいるから僕はまだ死にたくない。


先生と僕は違う。先生は強くて僕は弱い。だけど先生は僕の味方だ。僕は弱いけれど先生という強い味方がいる。僕はひとりで闘わなくてもいい。先生と一緒に闘う。ひとりでは負けてしまうけれど、先生とふたりならきっと勝てる。ひとりではもう闘えないけれど、先生とふたりならまだ闘える。僕はひとりじゃない。僕には先生がいる。先生がいるから僕はまだ生きていける。僕の不安な気持ちは先生が癒してくれる。先生の存在を思うと安心する。まだ何とかなりそうな気がしている。


人はひとりでは生きていけない…か。その通り。ひとりで生きようとするから苦しくなるんだ。僕はひとりじゃない。僕はひとりじゃない。僕はひとりじゃない。僕には先生がいる。