妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

早く起きたので街に出てきました。ドトールに来てます。カフェラテで朝食。気持ちは沈んでいる。憂鬱。食欲がない。寝ている間に掻いた記憶がないのに、目が覚めると形跡が残されている。一日の始まりに最悪な気分になる。落ち込んだ気持ちのまま一日を過ごさなければならない。眠れるだけましだなんて思えない。復活するにはただ眠れるだけでは足りない。できるだけ質のよい睡眠が必要になる。


いつものカフェに来ました。クロワッサンとフォカッチャとラテで憂鬱なひとりランチ。はぁ…今日はお客が少なくて居心地はよい。静かで穏やかな空間に包まれている。少しずつ気持ちが落ち着いてきた感じがする。通院日まであと一週間。もう一週間。先生に復活のことについて相談してみようかな。あまり楽しいお話にはならないだろうけど。先生とはできるだけ現実的なことは話したくない。先生とお話して現実逃避したいから。カフェに来る途中でクリニックに寄り道した。先生はがんばっている。きっと無理をしている。だから僕もお揃いで無理をしようと思う。ストイックに生きていく覚悟を決める。病気持ちの誇り高きプライドが僕を動かす。



リハビリを兼ねて遠出しようか。気力がないから無理をしなければならない。気分次第だな。少しずつ前に進んでいけたらきっと自信になるはず。小さな自信を積み重ねる。小さなことでもできることをひとつずつ増やしていく。まだ時間はある。いきなり走ることはできない。ゆっくりと確実に歩いていけばよい。