妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

やっぱり先生以外の医者は信用できない。産業医の診察室は暗くて狭くて息がつまりそうだった。ずっと貧乏揺すりをしながら、産業医の質問にそっけない返事をしていた。診察が終わるとすぐにレキソタンデパスを飲まずにはいられなかった。先生がくれたお守り。疲れた…主治医が先生で本当によかった。先生は僕の唯一の理解者であり心の支えなのです。