妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

形跡4


10分二度寝。怠けると自己嫌悪に陥る。ストイックに生きていれば自信になる。


日差しが強い。ひどく疲れている。二度寝は禁止。体調が悪い。眠れてはいるけど、本当にただそれだけ。寝ている間に掻いているのは相変わらず。記憶はないのに形跡がある。眠い…


うまくいった。やはり連休中は混む。人混みの中をかき分けてトイレに向かう。サービスエリアのレストランのトイレは誰もいない。僕は座らないと駄目なので不便。ここからは起きていないといけない。高速バスも不便。新幹線に乗りたい。


ストイックとバランス。


渋滞があるから高速バスは嫌なんだ。新幹線なら時間通り。いつも通りでないとすべてが狂ってしまう。


鬱。疲れている。死にたい気持ち。死神にとりつかれているみたい。いつものカフェでまったりできるはずだったのに、子連れ客が近くに座って落ち着かなかった。ガキが大声を出しやがる。いつものひとりランチが楽しくなかった。人が怖い。鬱陶しい。もうケーキはいらない。何もいらない。もう疲れちゃった。何もかも嫌になった。ひとりはつまらない。夢も希望もない。あるのはただ苦しみだけ。すべては自分の脳内で起きている。みんな思い込みでできている。今の僕は絶望の世界にいるんだ。今の僕にとってはそれが現実なんだ。それが単なる思い込みだとしても、それを簡単に変えることはできない。それも病気だから仕方ない。


先生が自分の話をしてくれたのは久しぶりだった。いつでも聞いてあげるよ。それが負担になることはないから。僕はあまりにも疲れていて、自分の話をする気にならなかった。だから先生から話してもらえて好都合だった。僕は先生に頼られている?先生の力になれる?僕が生きる意味はその辺りにあるような気がしている。自分のために生きるより、ひとのために生きたい。自分のために生きるだけなら、僕はいつ死んでも構わない。だけどひとのために生きるなら、僕はまだ死んではいけない、まだ死にたくないと思える。


疲れているだけだ。休んだら楽しめるはず。家に帰って休もう。休み時間はこれから。まだ始まったばかり。


胃が痛い…食べ過ぎたつもりはなかったけど、平日の倍以上の量は食べたことになるはず。胃薬を飲んで安静にしている。グラタンをリクエストした。もうグラタンはいらない。今日は散々な目に会っている。報われるどころか罰が当たっている。デパスを4錠飲んだ。気持ちは落ちていくばかり。


最悪な気分だ…