妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

形跡2.5。一時間二度寝。気持ちは最低。まだ少し胃が痛む。


挽回した。ストイックに生きていれば、いつかきっと報われる。


一日中家にいるよりましだから、今日も街に出かけよう。


いつものカフェが他人でいっぱいなので、注文だけして後で来ると言ってお店を出た。カウンター席に座って待っていようかとも思ったけど、本を読むにも落ち着かないので外で時間を稼ぐことにした。銀行に寄ってからスパゲッティのカフェに来た。砂糖を焦がした少し甘いラテを飲んでいる。まだ胃が痛むからゆっくり味わいながら飲む。たまには甘い飲み物もいい。キャラメルラテに似ているのかも知れない。胃の調子が悪くて食欲がないので、スパゲッティを食べる気にはならなかった。いつものカフェでいつものランチセットを頼んでしまっていることも理由になった。
しかしこの席は落ち着く。カウンターの道に面した一席。あるひとにおすすめだと言われて、ここに来たときはいつもこの席に座る。二人連れ以上はみんな二階に案内されるから、カウンターはいつでもゆったりした空気に包まれている。気持ちは少しずつ上がってきている。外は秋晴れ。風が強いけど悪くない。そろそろいつものカフェも平和な空気を取り戻す頃だろうか。思いがけずはしごラテになってしまったな。胃が痛いのに。


いつものカフェでいつものひとりランチ。シュークリームを追加。胃を気遣いながら時間をかけて食べた。戻ったときは客足が少し落ち着いたように見えたけれど、それは束の間で客足は途切れない。連休の中日は混むのかな。飲食業は大変だと思う。どんな仕事も楽ではないけど。お客の動きは読めない。でも今日みたいに臨機応変に行動すれば平気だと知った。僕の馴染みのカフェはふたつあるからよかった。本当はいつものカフェでいつものひとりランチを済ませて早めに帰るつもりだった。朝は街に出たいと思えないほど気持ちが落ちていた。今はようやく落ち着いている。まだ休みの日。家に帰って楽しめる。


雨だけでなく客も呼ぶのね…


お腹の調子が悪くなってきた…胃と腸はつながっているから。早く家に帰って楽になりたい。今日は疲れた。でも馴染みの店員さんたちと言葉を交わして癒された。僕には居場所があるのだと思い知ることができた。ここからが精神的に苦しくなる時間。デパスに頼ってどうにか乗り越えたい。まだ休みなんだ。先のことは考えずに、今を楽しむだけでいい。


ふー…ギリギリセーフ。危うく漏らすとこだったぜ。胃が痛くなったら整腸剤も飲んでおいたほうがいいみたい。というかコーヒーとエビと卵はよくなかったな。本当に危なかった。胃痛を甘く見てはいけない。


何もしたくない。音楽を聞き流すのみ。もう何もかも疲れた。やりたいことがない。楽しいことがない。もう何かをする気力が残っていない。この脳内日記すら記すことができなくなるかも知れない。そのとき僕はもうこの世にはいないだろうか。


胃腸が弱っている。このことは常に忘れてはならない。休みの日くらい食べることを楽しませて欲しい。体重は確実に落ちている。食欲を失って拒食症に陥る危険性が高い。


嫌なことは先に済ませてしまった。もう少し遊べる。眠くなるまで遊んだら寝よう。


富江はやっぱり栗山千明かな。昔からホラーがよく似合う。リングと同時上映した映画はなんと言う名前だったか。漫画の富江は上巻は楽しめたが、下巻は後味が悪くて不快な気持ちになることが多かった。絵柄も段々変わって、富江があまり可愛くなくなっている。もうホラー漫画はいらない。怪奇小説は読むかも知れない。漫画はもういいかな。これからは小説を読んでいきたい。今は気力がないから難しいけれど。漫画を買って失敗するのにはもう懲りた。今は余裕がないんだ。確実に楽しめるものが欲しい。


新しいものを探すより、今あるものを楽しもう。