妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

形跡4。どうにか街に出ようと思う。


こんなんで楽しめる訳ないじゃんかよ。罪悪感、虚無感、自己嫌悪…がんばってるからこそ楽しめる。死にたい気持ちしかない。今日はやるべきことを済ませるだけ。今日はまだましだったから。昨日は無理だった。普通のことすらできない。生きることは苦しむこと。死ぬまで苦しみ続ける。逃げたくても逃げられない。何で健康じゃないんだろ。何で病気なのに健康な人達と同じように仕事しなきゃいけないんだろ。何でこんなに苦しまなければならないのか。何でだよ…


いつものカフェに来たら混んでいる…平日なのに。僕のせい。こんな日に来る資格がない。みんな僕のせい。僕の居場所のはずなのに、まるで場違いのような気がする。先生は今日もがんばっていた。僕は最低だ。でも僕だって今日は無理をして出てきた。やるべきことを済ませるため。先生なら理解してくれる。きっと褒めてくれるはず。それくらい今の僕の症状は重い。すべては自分の脳内で起きている。この気まずさは独り相撲に過ぎない。僕はよくやっている。ひとには事情があるんだ。どうせ来週からは無理をして生きていく。だから今だけは休んで許される。


いつものひとりランチは頼まず、パンとラテとアマンディーヌ。馴染みの店員さんが遠く感じる。冷たい。気のせいかな。僕が負のオーラを出していて、話しかけづらい雰囲気なのだろうか。あと一時間。店内の空気は汚れている。孤独を強く感じる。僕は何をしている?駄目な人間。僕は何をしている?来週からまた無理をしてがんばるために、今こうして僕の居場所にいるはずじゃないか。だけどこんな気持ちになるのは何故?無意識に自分を責めている。強迫観念。どうせ死ぬのに。もっと気楽に考えたらいいんだ。だけどできない。病気だから?病気なら仕方ない。


6/20以来だった。脳内日記をザッと見返しただけだから、もしかしたら落としがあるかも知れないが。約7ヶ月ぶり。そりゃショックだわ。もう忘れていた。生き地獄にはならない。寝ている間に掻いてしまっても、眠れるだけまし。それが当たり前になっていた。今は当たり前でなくなった。またいつ生き地獄になってもおかしくない。毎晩眠るときに不安になる。
休んだのは正解。間違っていない。このショックから立ち直るには時間が必要だった。ただ休んだからといって、この先の苦しみは何ら変わることはないのです。気持ちの整理なんてできないし、症状が落ち着く訳でもない。それでも休むことには意味がある。それは確かだと思う。緊急避難。このまま無理をしたら、本当に死んでしまったかも知れない。その可能性はこれからも変わらないのだが…結局答えは出ない。ただ確かに言えることは、これからも無理をしてがんばるしかないということ。これは現実。過酷な現実。理不尽な現実。まだまだ悟りを開くには修行が足りない。今回の件はプラスにしたい。ここを乗り越えたら、絶対に自信になる。


僕は病気持ちのエリート。僕はよくやっている。先生は認めてくれる。褒めてくれる。自信を持っていいんだ。病気持ちのプライドはなくさない。僕はまだ死んでない。


無事に髪を短くしてきた。明日の朝の形跡が心配だけど、とりあえずの達成感はある。まだ休んで許される。明日と明後日は楽しみたい。僕はがんばっている。楽しむ資格はある。ただ生きているだけで十分がんばっている。僕はちゃんと生きている。今日は無理をしてがんばった。それは認めてあげたい。褒めてあげたい。レキソタンデパスを2錠ずつ。そこまでしないとできないこと。それだけ無理をしているということ。毎日疲れるなー。髪を短くして生まれ変わった感じ。僕は何処までも僕らしく生きていきたい。いつでもそれを意識して、少しずつそこに近付けるようになりたいと思う。


やるしかない。負けてらんないんだよ!今までのやり方ではもう限界が近い。違うやり方を見つける時期に来ている。


がんばっていないと駄目なんだ。自分に自信が持てなくなる。自尊心を失う。がんばっている自分に酔っているくらいがちょうどいい。これもがんばる理由になるだろうか。


今は刺激より癒しなんだよな。癒されることで、力が湧いてくる。無理矢理でなく、自然な感じで。