妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

形跡3。8時間眠った。疲れている証拠だね。一日雪なのかな…


寒い…雪の中、先生に会うために街に向かう。電車は動いている。少し遅れたけど。今日はいつものカフェに行けないと思う。とても残念です…明日は行けるといいな。


先生はひどく体調が悪そうだった。そのせいだと信じたい。雪の中、苦労して会いに行ったかいがなかった。信頼関係は崩れていないはずだったのに。かなしい気持ちになった。今日の先生はとても冷たかった。本当に僕の理解者なのか、心の支えなのかと疑ってしまうほど。僕はどうしたらよいのか、もう何もわからなくなった。こんな話になるとは思わなかった。がんばっても報われなかった。先生の気持ちに応えようとした自分が虚しい。
今日は先生が悪い。ひどいよ。もう先生に会うことが楽しみでなくなる。先生の存在が僕の最後の砦なのに。今日の先生は嫌いだよ。また気持ちの整理をしなければならない。結局医師と患者の関係でしかないのか。そうだな。僕には誰もいない。死んでも構わない。苦しいときこそ楽しいお話をして癒されたいのに。こんな話をするために、わざわざ雪の中、先生に会いに行った訳じゃない!いつものカフェにも行けずにすぐに帰る。ずっと家にいたほうがましだった。もうがんばれなくなるじゃんか。逆に死に追いやるようなものだ。褒めてくれると思ったのに。何だよ…自分が可哀想だ。ちくしょう。


今日の先生は雪より冷たい。


泣きたい。悲しくて、つらくて、苦しくて。今の僕には先生を気遣う余裕がない。僕はただ先生と楽しくお話して癒されたいだけなんだ!それだけなのに、どうしてこんな…もうがんばれそうにないよ。限界だね。


この前のときは僕も悪かった。だけど今回は100%先生が悪い。何でわざと関係を崩そうとするんだよ。せっかく理想の信頼関係にあるのに。僕は絶対に守りたいんだ。体調が悪いなら休めばよかったんだ。こんな気持ちになるくらいなら、先生に会えないほうがずっとましだ。


何もしたくないから寝るしかない。休みの日なのに平日より一時間も早く眠る。もう疲れた。何もかも。おやすみなさい。