妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

形跡4。寒かった。やるべきことをやる。僕には先生がいる。


どうにか早く起きれた。かいた形跡が少なかったので、朝の準備に手間取らずに済んだ。髪を切るために街に向かう。いつもより早い時間に予約を入れた。帰りが遅くなるのが嫌だから。疲れていて余裕がない。今日は髪を切るだけ。そしたらすぐに帰る。明日はスパゲッティのカフェに行こうと思う。今はそこしか行く場所がないから。それをなくしたら本当に何もなくなってしまう。何かが見つかるきっかけすら失う。それだけはどうしても繋ぎ止めておかないといけない。


『休み休み』いい言葉だ。


やはり午前中に予約してよかった。電車の時間もまあ合って、早い時間に帰れる。がんばって早起きしてよかった。少しずつ気持ちが上がってきた。そろそろ生き返ろう。明日はきっと楽しんで癒されよう。


憂鬱な心が晴れない。僕には先生がいる。僕はひとりじゃない。本当にそうなのだろうか。気持ちの上がるきっかけが見つからない。もう探す気力すらない。疲れた何もかも。


眠いから寝る。おやすみ。