妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

仕事をしていたときは現実に追われて脳内世界で先生とお話する余裕がなかったのだ。現実世界から脳内世界へ行くにはある程度の気力がなければならない。現実に疲れ切ってしまって無気力になってしまっていたのだ。今は毎日脳内世界に出かけている。毎日先生とお話する。先生と一緒に線香花火をしたい。


お昼寝のほうが気持ちよく眠れる。音楽を聴きながら。かゆみを感じないで寝られるってこんなに幸せなことなんですね!一日中寝逃げしていたい。眠っているときは脳内世界にいるのだ。現実世界なんて知らない。楽しい夢の世界。植物状態の人間はいつも脳内世界にいるのだろうか。死んだら脳内世界は終わるのだろうか。脳死状態の人間は脳内世界がなくなってしまうのだろうか。現実世界も脳内世界もないのに生きている。どこで生きている?だから殺してしまうのか。植物状態になれば現実世界から逃れて死ぬまで脳内世界にいられる。わからない。あの世ってやつを信じる根拠なんてどこにもありゃしないじゃないか。どのように考えれば死後の世界を信じることができるのだろうか。わからない。何にもわかりゃしない。試しに死んでみなよ。そしたらわかるかも。わからない。わかりたくない。


理解しない。理解できない。理解しようとしない。僕の居場所は診察室だけだ。なぜなら唯一の理解者がいるからだ。


やはり顔はできるだけ何もつけないほうがいいみたいだ。洗顔後に最低限の補湿だけでよい。それ以上は余計な刺激にしかならないようだ。体は顔ほど敏感ではないからか補湿効果の高いもの(練り状の化粧油なのだが)を塗るとかゆみが治まる気がする。顔は氷で冷やしてかゆみのピークが過ぎるまで耐えるしかないかも。というかかゆくなった時点である程度かき壊す覚悟をしてあきらめたほうが賢明か。無駄な努力はより絶望を深くする。それにしてもアトピーの調子が悪い時期が長すぎる。ましなときがない。だから美容院にもずっと行けていないわけだが。職場のストレスがあまりにひどかったということかな。よくならないのなら無理してでも強行突破するよりほかない。もう残された時間はないのだ。


氷が溶けるのが30分くらいか。ネットやりながら顔を冷やしていたのだけれど氷が水になって役に立たなくなったので新しい氷を入れかえた。それでネットももう見るものもないので自分の部屋に氷を持ってきた。今自分の部屋で岡崎律子さんを聴きながら氷で顔を冷やしている。ベッドに横になるとそのまま寝てしまいそうなのでお気に入りのいすに座ってブランケットをひざに掛けて冷やしている。氷が溶けたら水を捨てて部屋に戻ってベッドで眠るつもり。10年前は病院のベッドで冷やしていた。今は理解者がいる。心の支えになってくれてるひとがいる。これまで苦痛に耐えて生きてきたから出会えたんだ。


あー今日はいけそうだったんだけどなぁ…今午前2時。ふとんに入ってから一時間くらい頭がかゆくなかったからこのまま安らかに眠れるかと思ったらいきなり猛烈なかゆみに襲われて気付いたらかきまくり。さっき掃除をしてからトイレに行ってきました。親が起きるのが嫌なんだけど…やっぱりステをうまく使う方法を考えたほうがいいかも。もちろんできるだけ弱いのをできるだけ少なく。この場所は効く。ここはあまり意味がない。こっちは逆に悪化する。とかそういうことを分析する必要があるな。まあ顔と頭はステはつけないけどね。副作用も恐いけど一番の理由が効かないから。他の体の部分はステを使ったほうがよいところもありそうだ。結局頭のアトピーがよくならないと今の問題は解決しないんだよな。はぁ…疲れるね。でもおやすみしおりん。