妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

もう疲れた。先生と一緒なら死にたい。線香花火のまんまるの火が落ちたらすべてが終わるんだ。


無理してアパートで使っていたマットの掃除をした。実家に持ってきてそのまましまいっぱなしでいたからずっと気になっていたんだ。案の定粉だらけだった…洗面台の掃除もした。掃除はいい。頭の中まですっきりした気持ちになる。


もう強行突破するしかないな。いくら時間をかけても一向によくならない。これ以上待っていられない。時間を無駄にするのもいい加減限界に来ている。開き直り。どうせいつかはみんな死ぬ。


右のほおがかゆい。顔は氷で冷やして耐えるしかない。余計なものは何もつけずにほっとくだけ。先生と脳内会話をしてかゆみから気を紛らわす。先生のことを思い浮かべると落ち着く。安心感。癒しの脳内物質が出てかゆみの脳内物質を駆逐してくれればいいのに。明日は街に出かけたくなってきた。とにかく外に出たい気持ちになってきた。


今日は早く眠りたい気分だ。疲れている。先生と夢の世界で会いたい。アイドルもいいけどやっぱり心の支えになるのは現実世界で現実にお話できるお互いに信頼し合える理解者だけだよね。おやすみ先生。脳内世界で午前2時に待ち合わせ。