妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

だるい。眠い。無気力。午前中から昼寝した。お昼にパンとコーヒーを食す。眠い。昼間寝たって夜だって眠くなる。夜はかゆくて快眠はできない。だから夜は眠れているようで眠れていないのかもしれない。常にかゆみに耐えている。夢の中でも。かゆみも何にも感じないほど強力な睡眠薬で死んだように眠りたい。


ちょっと風邪気味かもしれん…今日は早めに寝るか。


今の苦しみがあのときのものだとしたら。あいつらによるものだとしたら。この苦しみを乗り越えないとあいつらに負けたということになる。だから絶対に耐えてみせる。あんな奴らに負けるわけにはいかないのだ。


また眠りに落ちていくあいだに頭と顔をかいてしまいました。とまらない。とまらない。手が指が勝手に動きます。まるで自分とは別の生きもののように。それ自体が意志を持っているかのように動くのです。枕に広がった惨状を淡々と片付けて顔を冷たい水で洗ってきました。ほら何事もなかったみたいじゃないか。僕は負けず嫌いなんだ。病気になんて殺されてたまるか。これは僕の脳内で起きた悪い夢。もう忘れよう。今度は楽しい夢を見るんだ。そろそろ眠ろう。おやすみ…