妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

レキソタンデパスがあれば生きてゆける。実際一番効果があるのは『先生』という薬だよ。患者は自分に最も合った薬を探そうとする。しかし薬なんかよりも自分を最も理解してくれる信頼し合える理解者を見つけるほうが遥かに大切なことだ。薬のほうが理解者よりも簡単に見つかるかもしれない。でも自分に合った薬を見つけたとしてもそれは本当の解決にはならないと思う。いずれ効果は少なくなってくるはずで結局量を増やして廃人になるだけだ。薬だけでは何にもならない。だから患者にとって精神科医が薬をもらうためだけの存在であるならばすぐに医者を変えるべきだ。よい薬との出会いよりもよい医者との出会いを優先すべきだ。薬はあくまで補助的なものだ。薬で治そうなんて間違っても考えてはいけない。まずは精神病に対する先入観と固定観念を捨てることから始めることだ。そうしてようやくスタートラインに立てるのだ。





これは儀式なんだ。絶対に必要な神聖なる儀式。これは無駄なことではないんだ。これは決して無駄な苦しみではない。意味のある儀式なんだ。


あれ?12時には寝たはずなのに今午前2時になったとこだ。今晩はいけると思ったんだけどな…もう確実に眠りに入っていた。頭なんてかゆくなる気配が全然なくて体はかいていたけどそのまま眠れそうだった。でも結果はこの通り。また頭をかきむしって何とかベッドから起き上がって枕元の惨状を片付けてトイレに行って戻ってきた。トイレというのは単に尿意があったから行っただけ。念のため。何かきっかけらしいきっかけもなかった気がする。気付いたらかいていたという感じで。以前ならそのまま気付かずに寝ていて朝起きたら呆然自失の状態だったのかな。でもこんなにひどい惨状だった記憶はないはずだ。明らかに以前とは違う。頭のアトピーが悪化している。確実に。ただかゆみのピークが訪れる時間がずれただけだとも考えたのだがどうやらそうではないらしい。今は仕事を休んでいるので明日起きる時間が何時になろうが一向に構わないのだが仕事があったら泣きたくなるだろうな。いや死にたくなる。皮膚科に行ってもローションのリンデロン出されるだけだろうし。どうしたらいいのかまったくわからない。精神的にもかなりのダメージだけど今の僕には先生がいるから大丈夫。心の支えであり唯一の理解者。サッカーなんてどうでもいい。こんな苦しい思いをしながらこんな時間に起きている人間もいるってことで。さて今度こそ寝るか。本当に疲れた。おやすみ。