妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

早起きできなかった。街には出かけません。昨晩は頭の首に近い部位をかいてしまった。寝る前からかゆかったから予想していたことだけど。12時頃に寝て頭をかかないように必死で耐えていた。一階では父親がサッカーを見ていた。僕はついに頭をかいてしまった。父親はサッカーを見ている。何とか本能を理性で抑えようとかゆみに逆らって無力な抵抗をしていた。父親はサッカーを見ている。そのまま眠りについた。朝起きたとき惨状はまだましなほうで少しほっとした。でも早起きする気にはなれなかった。街に出かける気にはなれなかった。やっとお祭りが終わったようだ。


眠いから寝るか…


起きた。ちょうど2時間か。さてお昼を食べようか。パンとコーヒー。コーヒーで目を覚ますのだ。


眠い→お昼寝→寝すぎ→具合悪い。これは悪循環ですね。やっぱり昼間は起きていないと駄目だ。無理してでも起きていよう。


おでこからこめかみにかけてかゆすぎてつらい。何故だ。夜は優しいはずなのに。氷で二回冷やしたがまだ治まらない。このまま寝てしまうとかゆみが頭のほうまで広がってかきむしってしまいそうで恐い。実際もうすでにこめかみあたりの生え際がかゆくなっている。かゆくなると伸びきったままの髪の毛が鬱陶しくなる。冷たい水で顔を洗ってこようか。…洗ってきた。洗ってる最中は気持ちいいんだよな。だが顔を拭いてまた乾燥してくるとかゆくなる。夏だからまだましだ。もう何もかも嫌になってくる。こういうときは絶望しかない。お酒でも飲んでみたいけど鬱の薬飲んでるし確実にアル中になってしまうと思うのでやめておこう。一人暮らしだったら自暴自棄になって自殺未遂して入院してたかもな。とにかく早く起きることを義務づけよう。ストイックに生きるのだ。習慣にしてしまえば自然にできるようになる。眠りは時間より質。遅く起きたら鬱の調子がよくなる頃にはもう一日が終わる。夜はアトピーの調子が悪くなって何もできない。この悪循環を断ち切るには生活のリズムを変えるしかない。明日こそ街に出かける。無理してでも。


結局かいちゃったね…昨晩と同じところ。だから範囲はさほど大きくない。ただかきむしったと言えるほどかいてしまったかな。今午前2時になるところ。いつも12時には寝てるんだけどな。結局こんな時間まで眠れないんだ。でも何とか死ぬまでは生きてみるよ。