妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

顔がかゆくて氷で冷やしている。あぁ明日の朝が憂鬱デス。くだらない仕事のためだけに早起きするのはもったいない気がする。明日は街に出かけようか。カフェで本を読む。家では漫画を読むのがやっとだから。いつものカフェなら小説も読めるし心理学の専門書も読む気になれるかもしれない。服屋で半袖シャツを買うのもいいな。今まで長袖シャツの袖を七分に折ってTシャツの上に羽織っていたのだが今年の夏は暑すぎる。一枚くらい半袖シャツがあったほうがいいと思った。千奈美にTシャツ一枚で街を歩くことはできない。アトピーの傷が目立つ。貧相な体があらわになる。


余計なことはしゃべらない。嫌な思いをするだけ。他人に対しては壁を作って自分を守るのだ。うそをついて演技をする。僕は何も悪いことなどしていない。僕は正しい人間であります。先生と同じ正しい人間であります。


先生は以前僕のことを完璧主義者だと言ったけれど先生もある意味では完璧主義者なんだと思います。