妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

産後鬱か…そんな短期間で自殺にまで至ってしまうものなのだろうか。すぐ近くに心の支えになるひとがいなかったことは原因のひとつとなりうるだろうか。しかし死んだらおしまいなんだ。鬱病で自殺したという事実があっても他人は見て見ぬふりをする。鬱病が理解されることは永遠にない。実際に死んだって甘えだと言うのだ。おそらく家族も理解していなかっただろう。理解しようとはしたかもしれないが結果として理解できなければ意味がないのだ。自殺するなんて想像だにしなかっただろう。人間という生きものはつくづく厄介なものだな。脳が発達しすぎたのだ。本能のままに生きることができない。自殺はある意味最も人間らしい死に方だと思う。そこに僕は美意識さえ感じてしまうのだ。


今晩も頭をかいて起きた。午前二時。でもこんなことでいちいち落ち込んだりなんかしていられないのだ。無になるのだ。何も感じない。無になるのだ。先生のことを思うと気持ちが落ち着く。安心感。