妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

無になったら気力までなくなってしまった。昨日は過ごしやすかったけどまた今日から暑さが戻るみたいだな。明日は通院日だから街に出かける。天候が気になるところだ。


創作活動を始める気力はない。読者。リスナー。ファン。コレクター。受動的な立場で楽しむ。それは必ずや後に繋がる大きな糧となるだろう。


寝る前にNirvanaのレディングフェスのDVDを観ている。一時期離れていたのだが最近また楽しめるようになった。カートのソングライティングは素晴らしいしリフも格好いいんだけどやはりギターソロが物足りないと感じる。もうひとりギタリストがいればなぁと感じる。昔はいたし晩期もパットがいたけどセカンドギタリストという位置付けだったみたいだ。ちゃんとしたギターソロが弾けるギタリストがいたら曲の幅も広がったと思う。まあポップなメロディラインとカートのカリスマ性があればシンプルな構成で十分なのかもしれないけど。しかしカリスマ性というものは不思議なものだ。具体的に何という理由もなしに魅了され陶酔してしまう。醒めたら過大評価されていると思った。離れていたのはその時期だ。今もカリスマ性は感じるけれど夢中だった頃よりかなり客観的で冷静に音楽を楽しめている。カートの自殺は単にヘロインの副作用によるものだと思う。最近個人的にそう思った。統失の陽性症状に似た副作用があるらしいじゃないか。幻覚。幻聴。妄想。薬物中毒は加えて禁断症状もある。オーバードーズで死んでもショットガンで頭を撃ち抜いても同じ。どっちも薬物によって死んだのだ。