妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

昨晩寝る前にデパスを飲んだ。おかげですぐに眠れたし朝まで起きずに済んだ。しかし寝ている間にかきまくったらしくいつもよりひどい惨状でかいた残骸がたくさんあって絶望した。まあ予想どおりだったわけだが。もうデパス睡眠薬代わりに使うのはやめる。本来そういう使い方をする薬じゃないし。これでは単に朝まで起きなかっただけでぐっすり眠れたわけではない。体のいろんなところが痛む。かいたところ。皮がめくれたところ。血が出たところ。そして最も痛むのは僕の心。キチガイになってしまいたい。


すべて嫌になる。何故無理してがんばっているのに理解されないのか。早く先生に会いたい。死にたくなる。疲れた。


突発的な仕事をした後でやるべき仕事を終えた。疲れた。無理して疲れた。心が無になっている。動揺もしない。平気というより何も感じない。仕事は淡々と何の感情もいらない。


殺したいほど憎い他人がいたけど今はもうどうでもいい。決して許したわけではない。自分にも非があったなんて思うはずもない。だけどもうどうでもいいんだ。あえて話題にしたくもない。僕にはやるべきことがある。


無気力。無感情。無感動。泣きたいけど涙が出ない。先生が僕の代わりに泣いてあげると言ってくれた。僕より先に死なないと約束してくれた。


そうして結局ステに頼るしかないのです。これはストレスの後遺症。一時的に悪化しているだけ。もうピークは過ぎたはず。あと少しの辛抱だ。


そうして結局氷で冷やすしかないのです。そうしないとかいてしまう。冷やしていればかゆみは確かに治まる。一時的だが確かに治まる。氷が溶ければまたかゆくなる。かゆみがなくなるまで冷やし続けることは可能だろうか。それは不可能。断言できる。何故なら人間は眠らなければならないから。眠る直前まで冷やし続けても寝ているあいだにかいてしまう。学生時代に嫌というほど経験した。地獄を味わった。やはりかゆくなったらおしまいなのだ。


性欲皆無。物欲も衰えてきた。食欲なし。食べれてはいるけど体重が一向に増えない。睡眠欲は不明。眠気は薬の副作用かもしれないし。たまに現実逃避のために寝逃げしたい気持ちになるけど。一応眠れてはいるけれど寝ている間中ずっと体中のかゆみに耐えているから眠りは限りなく浅い。何もやる気しない。何もしたくない。先生と一緒にいる時間だけが唯一意味がある気がする。それだけのために生きている。


熱帯夜。もうステに頼るしかないということで体中にステをそれでも弱いのを最小限つけたのだけどかきまくってしまった。そして頭もかいてしまったので起きた。起きるのがつらかった。泣きたくなった。ステは逆にかいてしまう。乾かしたほうがいい。頭は何もつけてないのに4月くらいからおかしい。今晩は首がかゆくなった延長でかいたようだ。寝る前から首は異様にかゆかったのだ。頭は以前からかいてはいたのだと思う。でも今みたいにあからさまにかゆくなってかき壊すということはなかった。職場のストレスが遅れて体に表れているのだと思っている。だから永遠に続くわけではないと信じている。首の汗がすごかった。喉が渇いて水を飲んだ。デパスを飲むためでもあった。そこに親が来て何の薬飲んだのか問い詰められた。もうほっといてくれ。僕はちゃんと考えて薬を飲んでいるんだから。不安感や絶望感を抑えるため。朝まで起きないで眠るため。もうかいてしまったから無意識になっても大丈夫だろう。もはや親は迷惑な存在でしかない。もちろん僕の病気に関してのみだが。何も知らないくせに余計なお節介ばかりしてくる。親と病気の話をするといつも口論になって嫌な思いをする。だんだん普通の話もしたくなくなってくる。心配なのはわかるけれど逆に負担になるということを理解しようとしない。僕は先生としか話をしたくないんだ。今日は最悪な日だった。死にたくなる日だった。