妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

はぁ…仕事が終わった。たいしたことない。こんな小さなことでいちいち動揺しない。まあ気は楽になったのは本当。昨晩は頭をかきむしってしまった。その前の晩はほとんどかかなかったのに。今朝も調子がよかったら髪を切りに行こうかと思っていたのだがなかなか続かないものだ。しかし苦しみに振り回されない。さあ今日は何をして遊ぼうか。


親から逃れるために休みを入れずにあえて仕事をしている?だとしたら悲しすぎるよ…あまりに可哀想で抱きしめて頭をなでなでしてあげたい。鬱じゃなかったら泣いてる。


死ぬまで続く苦しみなのだから。逃げながら戦うんだ。完全に逃げちゃうわけじゃない。だから罪悪感などいらない。前向きな逃避。


しかし孤独だな。誰からも連絡来ないや。自分からする気もしないし。先生がいるから淋しくない。唯一の理解者であり大切なお友達と遊びたいな。


くそぅ…おでこからこめかみにかけてかゆくて漫画を読む気になれない。せっかくの静かな夜の時間。昼間にお昼寝をしてしまったので今はまだ眠くない。寝る前にかゆくなるといつも寝ているあいだにかいてしまう。今晩もきっとかきむしる。苦しみに振り回されたくないのだが実際かゆみはどうしても意識してしまう。必要以上に振り回されないことだ。苦しみに対して最低限の相手しかしない。あとはほっとくだけ。構ってやらない。苦しみはすねてどこかに行っちゃった。ほら気付けばかゆみが落ち着いているじゃないか。