妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

仕事は終わった。心にもないことをべらべら喋って疲れた。平気で嘘をつく大人にはなりたくない。今日は家でおとなしくしている。仕事をしたから休むんだ。


先生は僕の心の支え。でも先生は神様じゃない。だから友達になりたいと思う。だから現実に実感したい。一緒に遊びたい。傍にいてほしい。実感して安心したい。このままじゃ苦しいよ…


どうしたって寝る前のこの時間はおでこからこめかみにかけてかゆくなる。洗い方を変えても補湿してもしなくてもどうしたってかゆくなるんだ。かゆみは気力を奪う。いらいらする。何かをして気を紛らすしかない。だが何かをする気力がない。明日は早起きして街に出かけたいのにテンションが下がる。何もしたくなくなる。何もかもがくだらなく思えてくる。いつまで苦しめば気がすむのだろう。やはり死ぬまで苦しむのだろうか。


電影少女文庫版5巻まで読了した。これ読んでたらいつのまにかかゆみが落ち着いた。こういうこともあるんだな。どういう仕組みなんだろ。かゆみのピークを耐えれば落ち着くのか。ヒスタミンが放出し尽くされたとか…よくわからん。科学的なことは苦手だし興味もないんだ。まあ何とか耐えれば落ち着く可能性があるとわかっただけでも大きな収穫かな。結局は寝ているあいだにかいてしまうかもしれないけどね。少し気持ちが楽になった。