妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

その時が来れば自然と行動できるのかな。


やはり寝る前になるとおでこがピリピリと痛痒くなる。それからこめかみや目の周りに痒みが広がっていく。どんな洗い方をしても同じ。補湿してもしなくても同じ。体調は最悪。地を這うようにして階段を上がって自分の部屋まで辿り着いた。こんな状態でも無理しないといけないのかな。明日は早起きして仕事をしなければいけないのかな。心が拒絶しているのがはっきりとわかる。無理はするけど無理しすぎはしない。その境界は誰が決める?それがわかる可能性がある者がいるとしたら、それは自分自身のみ。自分で決めるしかない。こんなにボロボロなのに無理しなければならないのか。泣きそう。泣きたい。泣けない。…死にたい。目に見えない何かに押し潰されそうな感じだ。


痒みのピークが過ぎるまで耐えても、結局寝ている間に掻いてしまう。無意識なときもあれば、まだ意識があって掻いているという自覚があるときもある。いずれにせよ朝起きて掻いた証拠が残っていれば鬱になる。自分を責める。自己嫌悪。そんな毎日なんだ。眠りについてそのまま永遠に目覚めなければいいのに。久しぶりだなこの台詞。まあ無理するんだろうな。無理するしかないんだろうな。こんなんじゃ何もできないや。何もかも中途半端だ。ちくしょう…