妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

通院日なので街に来ました。いつものカフェでひとりランチです。もうひとりでは楽しめないのだろうか。クロワッサンとごまあんぱんとカフェラテ2ショット。これだけでもうお腹一杯。胃が小さくなってしまったみたい。体重も44kg台に戻った。無気力すぎて何をするにも無駄に疲れてしまう。先生と遊ぶ約束はできるだろうか。まあ期待せずにお話を楽しもうじゃないか。


手に入りづらいものを無理して手に入れたとしても、心が満たされるのはほんの一時に過ぎず、無理をしたことを後悔し自己嫌悪に陥る。今手に入るものだけを今楽しめばいいじゃないか。もう手に入らないものはいらない。今手に入るものだけあればいい。ひとつのものに固執し過ぎるのはよくない。好きなこともバランスよく楽しむことが大切なのです。何事もほどほどに嗜む程度がちょうどいい。好きなことでも無理をすることで嫌いになってしまうこともあるのだから。潔癖症で神経質な僕は、新しいきれいなものでないと安心できないのです。


それでもやっぱり僕はたまが好きなのです。さんだるとひるねは中古で手に入れた。きゃべつが欲しい。ねこばばが欲しい。ろけっとと犬の約束は高すぎるので、ダウンロード音源で妥協しようか。映画をきっかけに過去の作品が再発されそうな気配はまったく感じられない。今好きなのだから今楽しむべきだろうか。無理をしてでも手に入れるべきだろうか。


HMVからいつまで経っても発送されないことが、このイライラした気持ちの理由なのだろうか。準備中になってから何日待たせるんだろう。入荷したら発送するしかないだろうに。僕は理不尽なことが大嫌いなんだ。絶対に許せない。発送されたら少しは気が晴れるのかな。気持ちが不安定な僕は適切な対応が取れない。ただただ心が乱されるばかりです。


ひとりはつまらない。これは普通、否自然なこと。先生と遊ぶ約束はできなかった…残念無念鳩胸ん。まあ忙しいからね。無理してもらうより、はっきり無理だと言ってもらうほうがお互いにとっていい。しばらくは脳内で再生するしかないな。


僕も先生と同じように忙しく過ごしていれば、そうしていれば余計なことを考えずにいられるのかも知れません。その時が来て慌てないように、今やるべきことをして準備しておく必要があるのです。何もせずにその時が来てしまったら、きっとすぐに追い詰められてしまうでしょう。その時は思うよりずっと早く訪れるような気がしています。余裕のあるうちに、ほんの少しずつでいいから前に進みたいと思うのであります。


疲れた。もうおでこが痒い。何をしても無駄。気力が奪われていく。病気が僕の邪魔ばかりするので何もできません。病気のせいにして言い訳したくないけれど、実際病気のおかげで苦しい思いをしていることは事実であります。それでも僕のせいですか。僕が悪いのですか。それなら病気で僕を殺して下さい。病気で僕を殺して下さい。


痒みのピークが過ぎました。おめでとう。何とか耐え切ることができました。でもせっかくの夕食の味は、痒みのせいで曖昧です。僕はストイックに生きていきます。暇な先生が僕の目の前に現れるまで、僕は生きていきます。


しばらく先生と会えないのか…脳内世界でまちあわせしよう。またおでこの痒みが再発して眠る気になれない。午前一時半。一人暮らしだったらずっと起きていてもいいんだけど、実家暮らしなので家族に迷惑がかからないように何とかして寝ます。おやすみなさい。