妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

以前の脳内記録を改めて見返してみると、最近考えていることと同じようなことが書いてある。やはり考えているだけで行動していないんだと痛感する。しかし明らかに変わってきている。僕はずっと戦ってきた。そしてこれからも戦い続ける。


先日雨宮処凛さんの『アトピーの女王』を読了した。アトピーの本はたくさん出ているらしいけど、患者自身の書いたものはほとんどないので興味を持ったのだ。共感する部分も多かったし、有名な病院のことが詳しく書いてあって参考になった。ステロイドバッシングからアトピービジネスの流れ。患者と皮膚科医の混乱。勉強になることも多かった。泣ける箇所もいくつかあった。これは同じアトピー患者であるからこその涙である。まあ読んでよかったと思う。僕も皮膚科医のせいで医師不信になった。何で僕だけこんな目に会わなければならないんだと、数えきれないくらい涙を流した。僕も結局ステロイドを使っている。しかしネットを見るかぎりでは、アトピー患者の混乱はまだまだ続いているように感じる。僕はもうアトピーのことは出来るだけ考えたくないし、もうどうでもいいと思っているので脱ステとかまるで興味がない。皮膚科に行っても意味がないので、今は精神科で弱いステを処方してもらっている。千奈美に親戚中を見渡してもアトピーなのは僕だけ。呪われているのは僕だけみたい。雨宮さんいいなぁ。自分に合った生き方をしているようでうらやましい。


トラウマのフラッシュバックがひどくて苦しい。もう関わりたくない。すべて忘れてしまいたい。


何もできない。胃が痛い。息が苦しい。体が硬直してうまく歩けない。誰か助けて。殺して下さい。


やはり仕事はトラウマ発症のきっかけになる危険性が高すぎる。きっかけから頭の中で連想されてトラウマがフラッシュバックするのだ。これを防ぐにはきっかけを避けるしかない。高確率でトラウマ発症のきっかけとなる仕事は、本当は避けなければならないものなのだと思う。仕事をするということは、それほどまでに大きなリスクを負っているということになる。仕事そのものよりも、それによって引き起こされる症状がつらいのだ。ダメージが大きすぎる。無理をしてまで仕事をする意味がますますわからなくなった。わざわざ体調を悪くするようなものだ。無意味なことを無理にして苦しんでいるのです。


やっとトラウマが治まったと思ったら、今度はおでこからこめかみにかけて猛烈な痒み。もうね…いい加減にしろ!!と叫びたくなるよ。でも発狂することも泣くことも叶わないんだ。踏んだり蹴ったりで、自分で自分があまりに可哀想だ。


岡崎律子さんを聴いている。やっぱり、りっちゃんの声は癒されるなぁ。たまには癒しの音楽も聴かないとね。刺激とのバランスが大切なんだ。