妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

音楽を聴く気力もない。というか醒めてきた。最近聴きたいと思えないんだ。どんなに体調が悪いときでも音楽だけは楽しめたはずなのに。物に興味をなくしてしまったのかな。人じゃなきゃ駄目なんだね、きっと。


明日の仕事が憂鬱すぎて何もする気がしない。何もかもつまらない。何で頓服の薬を飲んでまでやらなきゃいけないんだ。もうこんなことしても無意味だって知ってるんだ。静かに休ませてくれないかな。あまりにくだらないことだから逃げちゃ駄目だなんて思えないよ。はぁ…死にたくなる。こいつのせいで一週間のうち半分は犠牲になってる。馬鹿みたいだな。


先生が心配でたまらないよ。何とか自信を取り戻してほしいな。明らかに余裕がないのがわかった。精神的に。だから思わず僕に話してしまったのだろうか。僕に何もできるはずないのに。ただ聞いてほしかっただけ。話さずにはいられなかった。今度は僕が先生を助ける番だね。いつも先生に助けてもらってばかりだから。僕に何ができるだろう。やっぱり先生のお話を聞いてあげることしかないかな。まあ先生は強いから気付くことができるよ。きっと自分で自信を取り戻すことができるはず。僕の心の支えなんだから、僕は先生のことを信じてるよ。