妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

ろくな皮膚科医がいないからアトピービジネスが横行する。ろくな精神科医がいないから変な団体が患者を金儲けの道具にする。医者を信頼できない患者はさまよい続けさらなる無限地獄に突き落とされる。それは患者のせいでなく医者のせい。


通院日なので街に出てきました。いつものようにいつものカフェに来てます。カフェラテとチョコの入ったクロワッサンとバジルの小さなピザでひとりランチ。カフェラテがやけにおいしく感じた。銀行で『自分へのごほうび』のためのお金をおろしてきました。やっぱり少し迷ったけど昨日のことを思えば全然問題ない。音楽を聴くことも楽しめるようになったし。好きなものを楽しめる幸せ。


佐藤奈々子さんばかり聴いてる。朝も昼も夜も。気分次第でソロとSPYを聴き分ける。ライヴ音源で聞ける喋り方も可愛い。天然な不思議キャラが垣間見れる。中毒になる声が僕の脳を刺激して気持ちいい。


カフェ→精神科→ドトールドトールで黒糖抹茶ラテ。カフェに戻ろうかとも思ったけど昨日の件もあるし早めに帰ることにした。先生も追い込まれているみたいだった。先生も苦しんでいるんだ。僕もまだまだ苦しんでやる。僕でよければいつでもお話を聞いてあげるよ。先生の苦しみを僕に話してくれることがうれしい。先生と話しているうちに気持ちが軽くなった。あまりに忙しそうなので遊ぶ約束なんて言い出す雰囲気じゃなかった。まあまた落ち着いたら遊びましょう。開業医に向いている精神科医は精神科医に向いていない。患者のために生きている精神科医は開業医に向いていない。それでも向いていないなりにやっていければいいんだ。僕は生きていくことに向いていないけれど、向いていないなりにこれからも生きていくよ。


お話を聞くからにはちゃんと理解したい。一度話を聞いただけで軽はずみに無責任なことは言えない。理解したら力になりたい。僕にできることなら何でもしたい。


向いている人の真似をしてもうまくいかない。向いていないなりのやり方があるはず。向いていないからこそできることだってあるはず。できないことは仕方ない。できることだけやればいい。


おでこからこめかみにかけて痒くなってきた。薬局で試しに買った健康食品を飲んだその日くらい痒くならなくてもいいのに。プラシーボ効果はなかったようだ。まあ一日目から効いたらそれはそれで恐ろしいわけだが。こういうもので一喜一憂してはいけない。気休め。お守り。期待するから裏切られる。ついに自分へのごほうびを注文した。昨日の発狂で迷いはなくなった。少しでも自分を楽しませてあげたい。苦しみながらも生きている自分が大好きだよ。


首が痒い。このまま自分の手で絞め殺してしまいそう。痒みが治まらないから寝たくても寝られない。これでは何もできない、いやこんなんでもできることをするしかない。できないことよりできることを考えよう。しかし痒みは気力を奪います。中途半端な病気持ち。誰も助けてくれないのなら自分の力で生きていくしかない。


お金が絡むと人間関係はうまくいかなくなるのだろうか。お金で繋がる関係なんていらない。心で繋がりたい。理想と現実。妥協とプライド。