妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

今日も昼まで寝ていた。僕の先生に対する理解が足りなかったのです。僕のせいにしたほうが僕にとっては都合がよい。先生を嫌いにならずに済むから。先生を信じることができなくなることが問題なのだから、僕のせいにしてしまうほうが楽なんです。先生のことを嫌いになるくらいなら、自分のことを嫌いになったほうがいい。これで僕は今まで通り先生を信頼することができる。


無理しすぎだとわかっていても、やらなければならないときがある。明日は薬を飲んででも無理しなければならない。


こういう時に限って痒くなりやがる。顔が痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い…畜生!何か別のことに集中して、痒みが治まるまで耐える。掻いたら終わり。できるだけ触らないように。今日はいつもより痒みが来るのが早い。せっかく出てきた気力がどんどんなくなっていく。病気が僕の邪魔をするんだ。もはや気持ちではどうにもならない。悔しいよ…


行方知れずになってしまった先生が僕の心の中に帰ってきました。お帰りなさい。ぽっかりと空いていた僕の心の穴を塞いでくれました。ありがとう。これからもよろしくお願いします。もう僕に黙って何処かに行かないようにして下さいね。僕はまたひとりじゃないんだ。


何とか痒みが治まってきた。まあ十中八九寝ているあいだに掻いてしまうだろうけど。まだ意識があるうちは痒みに負けたくない。僕のちっぽけなプライド。無意識なときに掻いたって自己嫌悪になるんだから、意識があるときに掻いたらもう自分が嫌になっちゃうよ。情けなくて弱くて最低な奴だと軽蔑して、一週間は口も聞いてやらない。逆に痒みに耐えられたら誉めてあげて、自分へのごほうびをあげる。自分のことが好きになって、自分に自信が持てるようになる。すべては自分の頭の中で起きていること。いいことも悪いことも。自分というものを通して世界を見ている。だからみんな違う世界を見ているんだ。同じ世界なのに違う世界なんです。相性の合うひととは、同じ世界を見ているのかも知れないね。


音楽を聴いて現実逃避です。明日のことを考えても憂鬱な気持ちになるだけ。嫌なことなんか忘れてしまって、楽しんで癒された気持ちのまま眠りにつく。明日のことは明日の朝考えればいい。ひさしぶりにiPod-STEPDANCE-HD25。STEPDANCEはACアダプタにしたら随分と快適になりました。ヘッドホンで聴きたいけれど、CDじゃ面倒だなんて中途半端なときの組み合わせです。ある意味ぜいたくな組み合わせなんです。