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通院日なので街に出ました。ドトールに来てます。朝は何とか起きれました。やはり先生に会いたい気持ちが小さくなっているんだと実感します。朝食をとる時間もなかった。だけど食欲もないのでアメリカンを飲んでいます。ミラノサンドを頼もうか迷ったけどコーヒーだけにしておきました。先生は変わってなかった。でも僕は変わってしまったのです。

ショック大すぎる…とかそんな言葉を吐けるほど余裕がないよ。また傷付いた。忙しさのせいだと信じたいけど、本当に変わってしまったのかも知れない。先生は変わってしまった。継続した関係を期待するのは当然のことじゃないのか。先生が作った特別枠。先生のほうから話したんだ。僕は先生のいいようにされてしまっていたのか。先生が僕の気持ちを操作したんじゃないか。僕の心を散々弄んでおいて、いらなくなったらさようなら。先生のお話を聞いていた僕は何だったのですか。先生のためにしたことは何だったのですか。あのときの先生の言葉は嘘だったのですか。信頼されていると思ってた。でもそれは僕の勝手な思い込み、都合のよい勘違い。先生にとって僕は何なのですか。『患者』。そうだな。そんなこと分かってる。医師と患者の関係。僕らの関係は間違っていた。そうなの？うまくいっていたように見えたけど。何がいけないの？僕はいつも先生に自分の考えを正直に話して確認してもらっていた。間違った方向に行っていないか。そういう考え方でいいのか。嘘をつかずに正直にありのままを話していたよ。先生は否定しなかった。それでいいよって言ってくれた。僕は安心した。もう僕のことが嫌いなの？ずっと前から嫌いだったの？あのときだけじゃないのか。医師として失格かどうかなんて僕にはどうでもいいことだよ。人間として失格じゃなければ、僕はそれでいいんだ。だけど今の先生は人間として失格だよ。診察時間だけじゃ全然足りない。次は先生に話してもらうよ。先生の考えをちゃんと説明してもらう。すべての時間を使って。僕が納得するまでずっと。毎回先生のお話を僕が聞く。僕は先生を信じたい。でもこんなんじゃ信じられないよ。先生も他の医者と同じなの？だったら僕はもう先生のことを信じることができない。

先生に裏切られ、アトピーは最悪だし。死にたい。ちくしょう。これじゃ人間不信になっちまう。先生は僕のためを思って言ってるの？先生は自分のために言ってるんじゃないのか。ただの医者になったら先生なんていらない。変わった医者だったから、普通の医者じゃなかったから信じることができたんだ。ドトール→精神科→カフェ。チョコの入ったクロワッサンとカフェラテでひとりランチ。食欲なんてあるはずもない。死にたいんだ。食を欲しがるのは生存本能による。まさか唯一の理解者であり、心の支えだったひとに裏切られるとは…しかもいきなりだもんな。泣きたい。いくらお人好しの俺でも、ここまでくるともう限界だよ。先生に対して憎しみが芽生え始めた。それでもまだ僕は先生を信じている。悲しい気持ち。どうしてこうなってしまったんだ。僕の知ってる先生は何処へ行ってしまったんだよ！

病院の事情なんて聞いていない。患者が増えたことと、僕に対する態度の急激な変化は関係がないはずだ。答えをはぐらかしているように感じてしまう。本当のことを言えよ。僕は本当のことを言ってるんだ。フェアじゃないよ。ちゃんと僕に向き合えよ。先生自身の気持ちに向き合えよ。僕が恐いのかい？絶対に逃げるな。僕だって恐いんだ。でも逃げないよ。だから…

先生に裏切られて死にたい。先生に裏切られて死にたい。先生に裏切られて死にたい。先生に裏切られて死にたい。先生に裏切られて死にたい。先生に裏切られて死にたい。先生に裏切られて死にたい。これでアトピーも悪化するんだろうね。

いつものカフェでは店員さんたちが温かく迎えてくれた。本当は悲しくて泣きそうな気持ちなのに、無理して愛想笑いをして自分に嘘をついた。疲れた…何もかも嫌になる。服も見れば欲しいけど、こんな気分じゃ買う気にならない。だけど新しい服を着て新しい自分になることも、今は必要なのかも知れない。ひとりで生きていくためにも。

僕はこれからどうしたらいいのか。僕なりに考えて、本当は怒りたいくらいなのに先生を傷付けたくなくて…それなのに僕はまた先生に傷付けられた。先生は僕の気持ちなんてまるで考えていないように見える。僕のために治療方針を変えるのだとしたら、これからどうしていくのかちゃんと説明して欲しい。というより本来医師と患者で話し合って決めていくことなんじゃないのか。先生が勝手に決めることじゃない。ましてやちゃんと話し合うことのできる関係なのだから。僕は僕の知らないうちに、頭がおかしくなってしまっているのか？だったらそう言ってもいいんだよ。僕のことを患者として扱うのなら、まったく他の患者と同じように扱うのなら、もっと違うやり方があるんじゃないか。友達にある日いきなり他人だと言われた。茫然自失。結局僕はひとり。

信じるから裏切られるんだ。最初から信じなければいいんだ。もう誰も信じない。信じることなんてできないよ。

先生のほうが頭おかしくなっちゃったんだね。きっと。そうだ。

先生のことが心配になってきた。あのときのことをこれ以上話しても無駄だ。無意味に先生を傷付けるだけ。僕は強くならなければ。陰性から陽性に変わるまで、僕はずっと待っている。先生のこと信じてるよ。

公私混同や治療方針のことを考え始めたのはいつなんだろう。あのときより前なのだ。あのとき言っていたから。あのような言い方をするつもりはなかったけれど、何かの力が働いて結果的に僕を傷付けることになった。言い方なんて今はどうでもいい。先生が僕という患者との関わり方を変えようと考えた理由が知りたい。何も問題なくうまくいっていたはずの信頼関係を壊してまで、変えようとするのは何故なのですか。何かに気付いたの？誰かに言われたの？先生は正気なの？本当の気持ちなの？あのときからずっと今でも僕のことが嫌いなの？あのときまでは嫌いじゃなかったの？今までの言葉や行動、すべてがもう信じることができない。そうだろ？手のひらを返したようなその態度は何なのですか。自然体で何が悪い。例外があってはいけないのですか。あまりに唐突すぎる。まるで別の人のようだ。今の先生は自分のことしか考えていない。患者である僕の気持ちなんてまったく見えていない。わざと見ないようにしているのですか。患者が精神科医を信頼したのなら、依存するのも期待するのも当たり前のこと。それが負担だというのなら、今すぐ精神科医なんて辞めるべきだ。患者を癒すべき立場にあるひとが、患者を傷付けてどうする。それで自殺したら人を殺したのと同じだ。先生が何を考えているのか分かりません。僕に分かるように教えて下さい。もったいないな…本当に悔しいよ。せっかく僕のことを理解してくれるひとに出会えたのに。こんなふうになるなんて夢にも思わなかった。何故黙っているの？何故笑わないの？今までみたいに話してよ。やっぱり変わってしまったんだね。残念だよ…僕はもう誰も信じることができない。自分さえ。もう何もかもなくなってしまえばいい。自分さえ。一体どうしちゃったんだよ。どうにかしてもとに戻って欲しい。もう僕は本当に疲れてしまったよ。

僕が必死で考えた話にもまるで知らぬ顔だったな。お互いが傷付かない、よい方法だと思ったんだが。というか僕の話なんて最初から聞くつもりがないようだった。聞いているふりをしているだけ。いや素振りすら見せなかったか。虚しくなる。先生が何でも聞いてくれるから何でも話せるのに。先生が何でも話してくれるから何でも話せるのに。もうこの先理解者だと思えるひとになんか出会えないだろうな…この先もう何もいいことなんてないような気がする。先生、本当に変わってしまったのなら、もう二度と僕の前に現れないでくれないか。鬱陶しいよ。今までのことを思い出してつらいから、何処か遠くに行ってしまってくれないか。僕のほうが先生から離れればいいのか。そうだな。それもいいかも知れない。