妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

ずっとこのままでいたかった。それでいいと思っていた。だからどうにかして変えたくなかった。それで激しく抵抗したんだ。


やっぱり心の支えは現実より妄想の世界にあるのがいい。裏切られることがないから。だけどあんまり支えにならないし、すぐにいつかは醒めてしまう。やっぱり心の支えは、現実の世界になければならないのか。僕は裏切られたの?それでもまだ信じようとする、僕の気持ちは何なんだろうか。無気力すぎて何もしない。


僕は先生のこと見捨てないよ。僕のせいで自信を失わないで下さい。もう責めたりしないから安心して下さい。信頼関係はずっと続いているんだ。これからもずっと続いていくはず。


お風呂上がりに、発作の予感がしてデパスを飲んだ。自分の部屋でふらついて倒れそうになった。今は落ち着いている。この一ヶ月近く、ずっと精神的負担になっているものがある。苦しくてたまらない。どうしたら乗り越えることができるのだろうか。僕の心は弱いのです。もっと強くなりたい。


今夜は裕木奈江さんを聴いている。僕の傷ついた心を、儚げな優しい声が癒してくれる。ふとしたきっかけで興味をひかれたのです。これも大切な出会い。奈江さんのようなお姉さんに甘えたい。はっぴいえんどが好きというのに、不思議な因縁を感じた。