妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

ないものは作ればいい。なくなったら、また作ればいい。


僕には先生しかいないから依存していた。だって他に頼るものがないんだもの。仕方ないよね。そしておそらく先生も…でも先生は他に頼るものがある可能性が高いし、自分の力で乗り越えることだってできるはず。だから先生は変わっても平気なんです。だけど僕は…頼るものがなくなって、自分の力で乗り越えることもできない。僕はまだ変わってはいけなかったんです。なのに先生が変わってしまったから、僕は置いてけぼり。
可哀想だね。少し前の脳内日記を見たら、アトピーとか仕事の苦痛は、先生のことを考えることで、何とか耐えてきた感じじゃないか。それがある日突然なくなってしまうなんて…苦しくなるのも当然だね。結局いいことなんてないのか。ひとりで死ぬまで苦しむ運命なんです。


えー、今午前二時になろうとしています。今夜は早めに寝たはずなんだけど、痒くて起きました。顔と頭を少し掻きました。顔は寝る前から怪しかったので、予感はしていました。だけど実際こうなると、やはり落ち込みます。今は途中で支えてくれるものが何もないので、ずっと永遠に落ちていきます。正直発狂したい。思い切り泣き叫びたい。
いっそ狂ってしまえばいいと思う。中途半端だから苦しいのです。これじゃ仕事できなくても仕方ないよね。病気なんだから働けない。そう思うと気持ちが楽になります。でもこんなんでも仕事をしないといけないし、働かないと生きていけないのが現実なんです。だから結局苦しいだけ。健康ならば仕事なんて普通にできます。仕事ができないほどの病気ならば、治療のことだけ考えればいい。中途半端な僕は仕事ができないくせに、治療のことだけでなく、働くことも考えなければならないのです。無理をすれば働ける。でも言い換えれば、無理をしなければ働けない。実際無理をして追い込まれて、結局休職しています。
アトピーのストレスと仕事のストレスのふたつの苦しみに、僕は耐えきれなかったのです。職場環境が悪すぎたという不運もあるのだけど。だから自分に合った仕事をして生きていきたいのです。でもこんなふうになると、自分には何もできないような気がして、自信などというものは消え失せてしまうのです。気力はなくなり、不安になり、死にたい気持ちが強くなります。薬なんてただのお守りに過ぎない。どうしようもない。
ただこうして、ひとり虚しく脳内日記なるものを書いて、気持ちを静めるしかない。読み手を無視した、僕のためだけに書かれたものです。もはや生きる理由なんてありません。先生という心の支えがなくなったのだから。どうすることもできない。ただ僕は苦しみに耐えるのみ。死ぬまでひとりで苦しんで終わります。そんな人生でした。おやすみなさい。