妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

今日も昼まで起きれず。何もしたくない。何もできない。ひとりになりたい。もう何もかも嫌になった。疲れ果てた。早く死なないかな。ほっといてもいつかは死ぬ。だけどなかなか死なない。いつになったら死ねるんだ。死ぬ病気ならばよかったね。こんなに苦しまずに済んだかも知れない。いや、病気じゃなければよかったんだ。健康ならばよかったね。病気がないなんて、考えたことなかったな。健康ならばよかったんだ。そうだな…


家族なんて他人だ。俺にはもう他人しかいない。先生も他人になってしまった。レキソタンデパスをODした。もう先生を傷つけても構わない。僕は先生に傷つけられた。だから先生のことなんてどうでもいい。先生のせいで、死にたい気持ちが抑えきれなくなってきたよ。僕のことを理解してくれるひとなんていやしない。みんな他人なんだ。
そろそろ限界だな…本当の限界だ。心の支え?そんなものあるわけないだろ。発狂したくなったら薬をODするだけ。精神科なんて薬もらうためだけのもの。そういうやり方しかしないんだから、仕様がない。精神医療なんて患者のためにあるんじゃない。医者なんて信用しちゃいけないよ。もう誰も信じない。


薬で気持ちを落ち着けるしかない。結局信じられるのは、ひとじゃなくものだけなんです。ものは裏切らないから。裏切らないものしか信じることができない。信頼できるのが薬だけだなんて、悲しすぎるね…


鼻水が一日中止まらない。夕食後にまたデパスを飲んだ。頭がぼーっとするんだ。頭痛はまだないけど。これで今日はデパス6錠。どうでもいいか。そんなことは。


初心を思い出せ。俺はひとの役に立つ仕事をしたかった。できるだけ、たくさんのひとのためになるような仕事。だから今の仕事を自分で選んだんだ。このまま終わりたくない。終わってたまるか。そんなの俺のプライドが許さない。自信を取り戻すんだ。俺は何度でもよみがえってみせる。


仕事をするためには、薬で頭をぼやかさなければならない。気持ちを鈍感にして、できるだけ何も考えないようにする。普通の人間に合わせようとしてはいけない。普通じゃなくていいんだ。無理をすると自分が壊れる。やはり薬は必要になる。