妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

痒くて早起きできなかった。夢に先生が出てきた。先生はカップラーメンを食べていた。診察中なのに。だけどそこにいたのは、今までと変わらない、僕の知ってるひとだった。楽しくお話できて癒された。夢の中でようやく本物の先生に会えた。うれしかった…


16年前に発売された未開封品は、黄ばんだビニールに包まれていた。デッドストックと同じような意味だろうか。僕は何故マイナーなものを好むのか。おかげで手に入れるのも一苦労。マイナーだから好きなのでなく、好きなものがマイナーなのです。再発されても限定生産で、余程タイミングが合わないと普通に買えない。
売れるものはいつでも簡単に手に入る。だけど売れないものは入手困難な場合が多い。売れるものがよいものとは限らない。売れるものが悪いものだとは言わない。売れないもので悪いものだってあるだろう。ものの善し悪しに、売れる売れないは関係ないと思うだけ。


今日は一日中顔が痒い。むずむずする感じ。何かに集中するのが難しい。痒みは気力を奪います。音楽を聴き流すのみ。今から夜が怖い。何もしなくてもストレス。誰にも理解されないから、誰にも何も期待しない。


こめかみが痒い。おでこがピリピリする。やはり予感は的中。昼間痒くなったら、絶対に夜も痒くなる。死ぬ病気ならよかった。15年以上も苦しんでいるとね…気付いたら人生の半分を超えてしまった。苦しみの時間のほうが多いんだよ。青春もなかったし、社会人としてもやっていけない。普通じゃなくていい。だけど普通であることを強制される。この世の中で生きていくためには…
死なない病気。死にたくない?絶対に死にたくない?僕だってそんな風に思いたい。このまま死にたくない気持ちはある。だけど絶対に死にたくないと言い切ることはできない。死にたい気持ちになることも多くなった。心の支えがなくなってからは。死んだら会えなくなると思うひとがいなくなったから。このまま死んでも構わない。もう楽になりたい。そう思うことが多くなった。苦しみから逃れるためには死ぬしかない。自分で死ぬ気力もないから、死ぬ病気ならよかったね。