妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

どうせならやりたいことやって死んだほうがいいか。髪を切りに街に出る。食欲なくて朝食はレキソタン


ドトールに来てます。アメリカンとトーストで、ようやくまともな朝の食事です。
今朝は一度目覚ましが鳴って、二度目で何とか起きることができた。昨晩を引きずって起きれないかと思ったけど、ちゃんと起きて街まで出てこれました。何故だろう。家を出るときに鏡を見たら、ぼんやりとした虚ろな目と、今にも誰かを殺しそうな犯罪者の目がありました。優しい目はなくなってしまいました。
美容院は苦手なのでデパスを持ってきました。だけどレキソタンを忘れた。まあデパスがあれば大丈夫。髪を切れば気分転換になります。終わるまでが苦痛なのですが。昨晩頭を掻いてしまった傷は残っているだろうか。そろそろドトールを出て、いつものカフェに向かいます。外は馬鹿みたいに暑い。明日はきっと雨。


いつものカフェに来ました。異様な暑さのなか、結構な距離を歩いたので疲れました。カフェラテとクロワッサンで軽くひとりランチです。ずっとカフェラテ2ショットという、エスプレッソを追加したカフェラテなんだけど、最近苦く感じるようになった。ドトールでもアメリカンだし、家でも薄めのコーヒーなので、知らないうちに好みが変わってきたのだろうか。千奈美にいつでも俺はブラック。いつものカフェで飲むラテ以外は。これからはカフェラテ1ショットにしようかな。
こんなことだって変わるんだ。ひとは少しずつ変わる。先生は前に戻そうかと言いかけた。それもいいかもと僕は思う。でもそういう問題ではない気もする。まあ最終的に判断するのは先生だから。僕は先生の言う通りにするよ。
変わらなくていいものもある。変わらなければならないもの。変わってはいけないもの。どうしても変わってしまうもの。僕と先生の関係はどうだったのだろう。変わるべきところもあったかも知れない。だけど変わらなくていい、いや変わってはいけないところも確かにあった。すべてを変えようとしたのが間違っていたんだ。本当は変えるべきところだけを変えようとしたのかも知れない。だけど結果としてすべてを変えることになってしまった。変えてはいけないところまで変えようとしたから、僕と先生の信頼関係が歪んでしまったのです。
自然にできたものは自然に変わるのではないだろうか。変わらなければならないところは、無理に変えようなんてしなくても、自然に変わっていくものなんじゃないだろうか。きっとそうだと思う。自然にまかせておけばよかったんだ。これからまた自然に『よいかたち』になるよ。僕らの信頼関係はまだ壊れてはいないのだから。


時間の無駄をして疲れた。慣れないことはするもんじゃないね。鬱がひどい…カフェに行けばよかった。後悔している。散々な目にあった。苦しい。僕の居場所に行くんだ。場違いな所には行ってはいけない。僕の居場所はあるの?なければ作るだけ。言葉ならば簡単。歩き疲れた。もう歩けない。


絶望的につまらない…死にたい気しか起こらない。


鬱なときは何を考えても悪いほうにしか考えられない。だからこんなときは頭のなかを空っぽにする。まるで脳味噌が何処かに行方知れずになったみたいに。できたらいいね。


変えてはいけないのに変わってしまったところ。必要以上に変わってしまったところ。そういうところを元に戻す。今はすべてが変わってしまった。それが事実なんです。だから元に戻すべきところはちゃんと元に戻す。そしたらきっとうまくいくはず。