妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

何もやることがないわけでなく、何もやる気力がないのです。体が硬直して頭が重い。昨日のせいか知らん。仕事とアトピーと。それだけ無理したってことか。弱いな…弱くても生きていればいいよ。


かゆいかゆいかゆいかゆい…死にたい。こめかみの近くの髪の生え際が痒くて死にたい。おでこも痒くて死にたい。何をしても無駄なのか。痒くない日なんてないじゃないか。どこに怒りをぶつければいいんだ。毎日痒みに耐えている。そこに何の意味もない。ただ無駄に苦しいだけ。何もかも興味がなくなってきているんだ。好きだったはずのことが楽しくない。破壊衝動が渦を巻いている。すべてを壊したい。自分さえも滅茶苦茶に壊してしまいたい。首も痒くて死にたい。どうしてこんなに苦しまなきゃならないのか。誰か教えてよ。誰も知らないよね。
僕は他人に期待せずに自分に期待する。だけどそろそろ限界が近い。さすがにいつまでも耐えられるとは限らない。人間なんだ。僕は人間らしい当たり前の生活がしたかった。ただそれだけなのに、そんなことすら許されない。僕は病気持ち。死なない病気。死にたい病気。これだけの苦痛に耐えて、それ以上何ができるというのか。逃げ場がない。出口が見えない。よい意味でも悪い意味でも開き直るしかない。ある意味で自暴自棄になるしかない。結局は無理をして生きるしかないのです。無理し過ぎないと生きていけないのです。生きる意味なんてありません。死ねないから生きるだけ。しかし生きる理由なんてそれで十分だ。生存本能とちっぽけなプライド。これさえあれば生きていける。


痒みが少し落ち着いてきた。だけど寝ているあいだに掻いてしまうことは、もうすでに覚悟ができているのです。痒くなったらおしまい。できることをできるだけやるしかない。無理をしてでも。これが現実的な考えだな。最善を尽くしてそれでも駄目ならもう諦めるしかない。とりあえずはやってみようか。今を生きているんだ。将来のこととか先のことを考えることは無意味で無駄なこと。どうせ苦しくなるだけ。今のことだけ考えていればいい。というよりそれだけで精一杯なのが正直なとこ。明日に期待せず今日を生きる。死ぬまでその積み重ね。結果的にどうなるかなんて誰にもわからない。結果なんて過程を集めたものに過ぎない。だから今日一日がたいせつなんだ。
痒みから気を紛らすために、とりとめもなくだらだらと考えてきたけれど、健康になりさえすれば自然に何でもできるようになるんだよなぁ。やっぱり健康になりたいよね。そしたらこんなこと考えなくたって、すべてうまくいくはず。考えることは無意味ではないけど、実際に行動しないとほとんど意味を持たない。脳内では満足かも知れないけど現実は変わらない。自分を変えたいんだ。自分のために。