妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

頭痛い…お昼まで起きれず。デパスを飲みました。鼻水が出て鬱陶しい。もう本当に疲れました。やりたいことやって悔いが残らないようにしてから早く死にたい。悔いが残らないようにすることなんて実際現実的ではないけれど、今はそんなふうに考えている。無理をすることができるうちはまだ大丈夫なのかも知れない。でもそろそろ無理をすることさえできなくなりそうな気がしています。病気のことだけで気力を使い果たしてしまうので、他の生きるためにやるべきことが何もできません。やりたいことやって、さっさと死にたいという気持ちなのです。


愚痴でなく『苦労話』なんだね。僕の話も先生のお話も。愚痴は無意味で中身のない感じだけれど、苦労話というと聞く価値のある、意味のあるものであるように思えてくる。僕と先生は苦労話をし合うのです。楽しい苦労話なんです。


充実感のある苦痛は耐える意味がある。充実感のない単なる苦痛はただ苦しいだけで何も産み出さない。まったく無意味。僕はもう無意味な苦痛はいらない。意味のある苦痛が欲しい。


また今晩もおでこからこめかみにかけて痒くなってきたのだが…もうさすがに限界だわ。このどこにもぶつけることのできない怒りをどうしようか。絶対に掻かない。痒みが治まるまで何としても耐えてみせる。ここから広げてはいけない。ここで終わらせる。音楽を聴いて気を紛らすくらいしかないけど。発狂寸前だよほんとに。これじゃ精神崩壊しちゃうよ。


乾燥して皮がむけているわけでもないのに何故こんなに痒いのだろうか。今日こそは気持ちよく眠れると思ったのに。何が原因なのかなんて考えても途方もないことだ。ひとつではないことは確かなのだから。痒みは気力を奪う。奪われないように怒りを燃やす。怒れ怒れ怒れ怒れ!おれだけがこんな目に会わなければならない理由なんて何処にもないんだ。何故こんなにも理不尽なんだ。
死なない病気。殺さない病気。生き地獄の病気。理解されない病気。見捨てられた病気。病院に行っても治らない病気。青春をなくす病気。人生が台無しになる病気。精神を病む病気。人が信じられなくなる病気。何年も苦しみ続ける病気。ビジネスに利用される病気。人が怖くなる病気。自分に自信をなくす病気。自分が嫌いになる病気。死にたくなる病気。自殺したくなる病気。死にたい死にたい死にたい死にたい!
そんな最悪な病気なのです。医療が発達して他の病気が治るようになっても、アトピーだけは未だに治らない病気のまま。アトピービジネスも相変わらず存在している。ステロイドで何とかなればいいさ。だけどステロイドで解決しない患者もいるんだよ。そういう患者はどうしたらいいの?見殺しか。見て見ぬふりですか。僕は子供の頃からアトピーステロイドで治るならとっくに治ってる。大人になれば治ると嘘をついたのは誰なの?もういい加減にしろよ。健康な普通の人達と同じことをしないと生きていけない社会。こんな病気を抱えたままで仕事ができるのか。無理してやれるだけのことはやったつもり。だけど最期には心が壊れた。健康になって復帰したら誰にも負けない。健康な普通の人達には絶対に負けたくないんだ。このままじゃ終われない。本当の復讐はこれから始まる。


午前五時になりました。何とかヘッドホンで音楽を聴いて痒みを落ち着けて眠りについたのですが、結局顔と頭を掻いた記憶と証拠が残っています。掃除をするのに時間がかかったので、おそらく起きたのは四時過ぎだったと思います。掻いたのは知っていたけれど、すぐには起きずにそのまま寝ていました。けれど顔のむず痒さと体の暑さに耐えきれずに飛び起きた感じです。今はようやく落ち着いてきたようですが、まだむず痒さはあります。外は完全にもう明るい。あと少しだけ眠りたいと思います。寝ているあいだずっと痒みと格闘していたので、まったく熟睡なんてできているはずがありません。だからまたお昼まで起きれないかも…まあそうなっても仕方ない。この苦しみに耐えているだけで自分は偉いと思うから。せめて楽しい夢を。おやすみなさい。