妄想と記憶

人生にくじける孤独な妄想と記憶

今日も昼まで寝ていた。あてのない一日。あてのない人生。昼間も顔がむず痒かった。それから左の耳が外耳炎に似た感じでずっと水がたまっているようだった。とりあえず綿棒の先にロコイドをつけて耳の穴の中でかき混ぜた。痛みは取れたからじきに治るはず。
今晩はというともちろんいつものようにおでこからこめかみにかけて痒いです。お風呂から出てネットをする頃に耐え難い痒みに襲われた。どうしたものかと考えて氷か冷水で冷やそうかとも思ったけど意味がなかったことを思い出して、化粧水をおでこからこめかみにかけてたっぷりめにつけた。一応痒みはましになった。それでもまだ痒みは治まらないのでベッドの上で15以来の前髪を切って気を紛らせていたのです。もう午前一時を過ぎました。まだ痒みは治まらない。このまま寝たらきっと掻いてしまうだろう。でもまだ眠気もないから平気。今日はリフレックスは飲まなかった。レキソタンを少し多めに飲んでデパスも飲んだ。最近レキソタンを多めに飲むことが普通になってきてしまった。通常はピンクのレキソタン朝昼夕3錠のところ4錠か5錠飲むときもある。このくらいなら大丈夫だよ。自暴自棄になっているわけじゃない。必要かつ安全だと思う量を飲んでいるだけ。何とか痒みが治まってぐっすり朝まで眠りたい。


午前二時。結局眠気に負けておでこからこめかみにかけて軽く掻いた。そのあと化粧水をつけたら少ししみた。ここで終わればいい。痒みが拡がらずに他の痒みが誘発されずに済めばいい。痒くなってもこれでおしまいになればいいのです。どうか朝まで痒みで起きることなく眠れますように…


午前三時半過ぎ。起きたのは二時半過ぎ?もっと後かな。手を掻き壊して起きました。顔と頭は何とか無事でした。手を掻きすぎて血で赤くなった皮が消しかすみたいになってシーツに散らばっていた。血でシーツを汚していた。手の皮膚がめくれて血と水が出ている。何故こんなに掻いてしまうのかわからない。痒みが誘発されたのだろうか。寝るときに手をもう片方の手に持っていった。これは意識的だと思う。でもたぶん無意識になっても同じことだろう。
頭も痒くなってきて掻くか掻かないかくらいのところで何とか耐えることができた。今も少し痒い気がする。手は乾かしたほうがいいのかな。包帯を巻くことも考えたんだけど。ステロイドは効くときより余計に掻いてしまうときが多いから躊躇する。乾いてかさぶたになって痒くなってまた掻いての繰り返しみたい。痒みの連鎖は恐ろしい。いつもおでこからこめかみにかけて痒くなる。これだけは決まっているんだ。そして痒みの連鎖で他の場所も痒くなって掻いてしまう。あまり眠くないから冷静です。理屈が通用しないのがアトピーという病気なので考えるだけ無駄なのだろうか。いや様々な要因が複雑に絡み合って症状が出るのだから、理屈が通用しないというよりその理屈が不十分なのだ。さすがに疲れてきた。眠りたい。包帯という選択肢は残しておこうか。今晩はとりあえず乾かすというやり方を選ぶ。痒くない日は本当に何ともないのにね。不思議な病気…そうだな。


午前五時だよーん。頭を掻いて起きました。顔も少し掻いた。なんかもがけばもがくほど苦しくなるような気がするんだけど…痒くなったら諦めて掻いてしまうほうが楽なんじゃないか。結局掻いちゃうんだから。痒くなったらおしまい。手に包帯巻いて少しでも被害を少なくする。もう痒くなったら無理なんだよ。痒みに耐えることなんて無駄なんだよ!何のためになるというのか。この6時間の苦痛は意味あるのかよ!何の意味もないよ。もう疲れたよ。何もかも。何で死なない病気なんだよ。俺が死んだら死ぬ病気になるのか?何のために生まれてきたんだ。俺は苦しむために生まれてきたんじゃない!はぁ…怒ってみても虚しいだけ。